4/22 「空をとぶ小人たち」
今日は『空をとぶ小人たち』(メアリー・ノートン著 岩波少年文庫)を読みました。
この本で借りぐらしの小人たちのお話は終わり、と思って最初買ったときは読みました。まさかその後20年以上経ってから新刊が出るとは思わなかったからねぇ。
今回、アリエッティたちは夢のような町、自分たちの大きさにドンピシャ合った家々が並ぶリトル・フォーダムというところで過ごしています。そこでの生活は残念ながらあまり書かれていません。その町がどうやってできたかの話が続きます。そしてその小さな町を見に人がたくさん来るところに目を付けた近所の夫婦が金儲けをしようとまねして小さな町を作ってお金を取って公開するのね。それ自体はまぁ悪いことではないと思うの。資本主義の世の中だもんね。 ただなんとかリトル・フォーダムに人気をさらわれないようにと思うために見張り続けていたためアリエッティたちを見つけちゃうのね。そしてさらってきて屋根裏に閉じ込めるの。
でもポッドはやっぱ賢いね。 とっさにみんなにしゃべらないように言ってプラター夫婦が油断して何でも3人の前でしゃべるように仕向けたの。
3人が気球を使って屋根裏部屋から脱出しようと計画し、そのために試作品を作ったり、実験したり練習したりととても丁寧に計画を練っていく様子が素晴らしいよね。
そして無事リトル・フォーダムの自分たちの家に帰ったもののまたアリエッティが人間とおしゃべりして自分たちのことを話していたということを知り、ポッドはそこを去ることを決めるのよ。んか本当にもったいない気がするのだけどさ、勝たないといえば仕方ないか。ミス・メンチスもポットさんもいい人で彼らがアリエッティたちに悪さをすることは決してないと思うけど、しようと思ってではなく何かをやらかしたり、ポッドの言うようにいつか客に見つかってしまったりする危険はおおきいもんね。
ただスピラーがミス・メンチスに話してくれると勇敢にも言ってくれたけど、話下手な彼だよ。どんだけのことが伝わる? アリエッティが手紙を書いて託す方がまだでもミス・メンチスにはありがたかったんじゃないかなぁなんて思っちゃいました。
それともスピラーも話そうと思えばものすごく詳しく話せるのかしら?
とにかくこの巻もとても良くできていて楽しめました。 忠実に実写化してほしいなぁ。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「模型の村「リトル・フォーダム」にたどりついた小人の一家は、平和な生活もつかのま、見物客めあてのプラターさんに誘拐されてしまう。閉じ込められた屋根裏部屋から、気球をつくって何とか脱出しようと試みるが…。」となっていました。
今日は出勤。8時30分のJRで行くため10時に営業所へ。
ただ帰りは総務部長とかとも話して15時51分のJRで帰ることに。
この電車は熊本での停車時間が2分。そして16時台なので狙った通り人が少なかったです。
いつもの電車は行きも帰りも熊本で20分くらい停車してるんです。この電車はそれが無かったので電車に乗っている時間も1時間ちょいでいいため棄権が減りますよねー これはよいばい。
久しぶりに家に17時15分くらいに帰りつきました。 むかーーーし八代に通っていたころはこんな感じだったよねー
朝も8時10分過ぎに家を出るでしょ。これも八代に行っていたころと同じ時間。 近くに通えればこんなに楽なんだよねーとしみじみ思ってしまいました。
今日も晩御飯の後散歩。 1万歩超えました。
明日は在宅です。
じゃあね
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