3/11 時間泥棒」
今日は『時間泥棒』(ジェイムズ・P・ホーガン著 東京創元社)を読みました。
久しぶりにホーガンを読みました。図書館が閉まっているので家にある本で。
ホーガンらしくない本。一回9年前に読んでいるけど、全く記憶なかったです。
ニューヨークが舞台。 時間がどんどん遅れていって、時計が合わないだけでなく電波とかも合わなくてテレビやラジオ放送ができなかったり、とにかくみんな大変。時間泥棒という概念から警察が調査に乗り出すことに。刑事のコペクスキーが主人公。
時間を「食べている」っていう発想、面白かったー 建物がもろくなっていくという現象、そこだけ時間が進んで老朽化していつてるのか、と思ったら時間を食べて出す「糞」の代わりが「空間」だったとは!びっくりーー
宗教者とかも出てくるけど、このモイナハン神父は嫌いじゃないなー
ストレスなく読めました。
内容(「BOOK」データベースより)は
「ある日、ニューヨーク市の時間がおかしくなりはじめた。全世界でもこの街でだけ、時計がどんどん遅れていくのだ。しかも街の場所ごとで遅れ方が違う。前代未聞の事態に著名物理学者が言うには「異次元世界のエイリアンが我々の時間を少しずつ盗んでいるのです」。議論は際限なく続くが、その間にも時間は本当になくなっていく。大騒動の顛末は。巨匠が贈る時間SFの新機軸。」となっていました。
じゃあね
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