2/20 「裏店とんぼ」
今日は『裏店とんぼ』(稲葉稔著 光文社)を読みました。
また違った時代劇シリーズ、初めての作家でしたが解説を読むと熊本の人でした。おぉ。
この本の主人公は元は八王子千人同心。といってもそれが何なのかピンと来ていない私。今は貧乏長屋に住み、包丁の研ぎ師をしている菊之助。
子とも好きでさみし気に誰かを待っている子供にかかわったことで悪党退治を手伝うことになったの。途中から三蔵というこれもまた仕事が無くて傘張りをしている浪人とつるむことになるのだけど、この人がレギュラーとなって今後の話にも出てくるのか、それともこの本の中で死んでしまうのかどっちだろう?とドキドキしながら読みました。
菊之助も剣術は達者なようだけど、それがメインではないところがはぐれ長屋のシリーズとは違うねー
三蔵ともかく、今後お志津との仲がどうなっていくかも楽しみだね。
【「TRC MARC」の商品解説】では
「父親が八王子千人同心の家に生まれたが、故あって研ぎ師となった荒金菊之助。ある日、菊之助は父親の帰りを待つ直吉と出会うが、父親は殺されてしまう。町奉行所の探索が進まず下手人を追うことになった菊之助だったが…。」となっていました。
じゃあね
« 2/19 霜 | トップページ | 2/21 首がーー »
「本」カテゴリの記事
- 6/5「忍びの副業 上」(2023.06.05)
- 5/30 「名探偵の生まれる夜」(2023.05.30)
- 5/24「バスクル新宿」(2023.05.24)
- 5/15 「鹿狩りの季節」(2023.05.15)
- 5/2「今日は、これをしました」(2023.05.02)
コメント