1/16 「ミヤマ物語 第一部二つの世界二人の少年」
今日は『ミヤマ物語 第一部二つの世界二人の少年』(あさのあつこ緒 KADOKAWA)を読みました。
ウンヌという世界に暮らすハギという少年。ウンヌにはとても厳しい身分制度があってハギは一番下の身分、クサジ。しかしひどすぎるね。靴も履けず食べるものも決められ、仕事をしてもしても腹いっぱい食うこともできず・・ そしてハギの母親トモは水汲みを命がけで行っているのに、その時怪我した血が一滴入っただけで死刑だって。 まぁなんとか逃げ出したものの、いつ追手が来るか・・・ 一番上のミドさまってどうもうさんくさいよね。顔を見られただけで目をくりぬかれ、舌まで切られて追放されるなんて、どんな顔しているんだろう? なんかその「顔」に秘密がある感じムンムンだよね。
ウンヌの世界と並行してこっちの世界も語られ、こっちの主人公は透流という少年。いじめにあい、それを母親に言えず不登校になり、死んでしまおうかと思ったときにクスノキの声が「ウンヌに行け」って言ったから亡き父親の故郷雲濡村へ行くことに。そこで二つの世界が重なり合ってハギと出会うところで1巻は終わりました。
透流のかあさんもひどい奴だねぇ。ドラマとかによく出てくるタイプ。好きになれないわぁ。
でも雲濡の草代さんはいいねぇ。私だったら一人でお屋敷のような家には住めないけど、偉いわぁ。透流、よかったねぇ。
続きが楽しみ。
【商品解説】には
「階層が厳しく分けられたウンヌに暮らす少年ハギは、母親のトモと二人暮らし。彼らは最下層である「クサジ」だった。その村を統治するのは、「ミドさま」と呼ばれる存在で、その姿を見ることは決して許されなかった。ウンヌで恐れられる存在がもう一つあった。それは「マノモノ」と呼ばれるもの。その名を声に出すと口が腐り落ちると言われた。ある日、トモに死罪が言い渡される。トモはミドさまのための水を絶壁の泉から汲みあげる水汲み女だったが、そこで粗相があったというのだ。――別次元の世界、現代に生きる小学校6年の透流(とおる)はマスコミで活躍する母親のことで学校でいじめにあい、家の中でもまた孤立していた。絶望的な気持ちのまま家を出て大きなクスノキに登ってみた透流は、そこで不思議な声を聞く。「ウンヌへいけ!」生まれも育ちも、世界も違う二人の少年が出会う、運命の第一部!」となっていました。
今日は会議でした。でもいつものAちゃんが不参加だったのでランチに行かず、弁当作っていって事務所で食べた後行きました。
帰りはいい具合に電車が来たのでストレスなく帰ってきました。
ただ、晩御飯食べすぎたうえ、歩きに行こうと準備万端で家を出たら思った以上に雨で、結局車でポケGOのレイドバトルに行き、帰ってきました。なので今日の歩末は6000歩どまり。 ウォーキングキャンペーンの週間ランクを落として102位だよー
じゃあね
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