12/10 「ゆゆのつづき」
今日は『ゆゆのつづき』(高楼方子著 理論社)を読みました。
読み終わって感想を書こうと思うまで「ゆめのつづき」と思っていました。
そっか、そうだね。
50代の翻訳の仕事をしている由々が久しぶり徹夜で仕事した後、11歳の時の自分「ゆゆ」の夏の一日の出来事を思い出し、その出来事が現代となんか重なって偶然が偶然を呼び・・・でもなんかな、またちゃんと自分に戻っていく話。戻るというか、11歳のころの出来事をうまーく消化してね。
児童文学かと思ったらそうではなかったよ。これは大人が読む本だよね。
出てきた小説や映画は本当にあるやつだよね?ちょっとだけ興味がある、でもしっかり読んだり見たりしたいのは「十五少年漂流記」くらいかなぁ・・・
フランス映画はちょっと苦手なので。
れい子ちゃんとの思い出が苦いままで終わらなくて本当によかった。タツヒコさんの言葉が生きてきたなぁ。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「50代の翻訳家、杉村由々は、小学生の時に習ったピアノのソナチネを徹夜明けに弾き、小学5年の夏休み最初の日、自分が一番自分らしかった日をまるで昨日のことのように思い出し…。美しく切ない物語。」となっていました。
じゃあね
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