7/2 「さよなら、シリアルキラー」
『さよなら、シリアルキラー』(バリー・ライガ著 創元者文庫)を読みました。
なかなか面白かった。というか3部作なのは知っていたけど、1部完結だと勝手に思ってたよ。なのでこの本もシリアルキラー(連続殺人者)を捕まえて終わりって思っていたの。
主人公は17歳のジャズ。彼のお父さんは100人以上を殺した連続殺人鬼。今、捕まって刑務所に入っているの。何故死刑じゃないのかって思っちゃうよね。楽しんで殺していたのに。
ジャズは子供の頃から父親に殺人の仕方とか考え方を仕込まれて育ってきたの。でも自分で殺すこともないし、父親みたいになりたくない強く思っていて、それでもなってしまうのではないかとおびえていて・・・ 認知症の祖母と暮らしいて、施設に入ったり祖母を病院に入れようと頑張っているソーシヤルワーカーと対決?してるんだよね。でも彼女も悪気があってではくちゃんとジャズのことを考えて仕事していたのにさな。
ジャズの友だちのハウイー。変わった奴だけどいいこだよね。血友病で血が出ると止まらなくなるという大変な病気を抱えていても明るいし。そして恋人のコニー。黒人の女の子で、真剣にジャズのことを考えて、そして支えになっているの。ジャズの選べない回りの人、祖母そして父は散々な奴しかいないけど、自分で選んだ友達、恋人には本当に恵まれているね。
あと保安官のG・ウイリアム。なかなかいい人だよね。ガンバレーって思っちゃう。最初犯人かと思ってしまったエリクソンも2巻からは仲間?になってくるのかなぁ?
早く2巻を読みたいです。
内容(「BOOK」データベースより)では
「ジャズは高校三年生。町ではちょっとした有名人だ。ある日、指を切りとられた女性の死体が発見され、ジャズは連続殺人だと保安官に訴える。なぜジャズには確信があったのか―彼が連続殺人犯の息子で、父から殺人鬼としての英才教育を受けてきたからだ。親友を大切にし恋人を愛するジャズは、内なる怪物に苦悩しつつも、自ら犯人を捕えようとする。全米で評判の青春ミステリ。」となっていました。
なにやら明日はものすごーーーーーく雨が降るらしいね。今は多分降ってないから想像できんなぁ。JR動くのかな?
じゃあね
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大雨なの?気を付けてね。
投稿: hider | 2019/07/03 07:09