6/14 「はぐれ長屋の用心棒3 紋太夫の恋
今日は『はぐれ長屋の用心棒3 紋太夫の恋 』(鳥羽 亮著 双葉社)を読みました。
紋太夫とは射抜きの得意な菅井のこと。ものすごくやつれていて陰気な彼が町娘に恋をして・・・みたいな話だと思っていたらちょっと違いました。そういえば彼は結婚していて、奥さんとは死別していたんだったなぁ。今回その奥さんの妹、伊登が出てくる話でした。伊登は武家に嫁いでいて、菅井が大道芸で身を立てている事にご主人がいい顔せず疎遠になっていたのだけど、そのご主人が殺されて最近息子の幸太郎とともに誰かに狙われている多芽助けを求めにやってきたの。でいつものように長屋でかくまい、4人が狙われている訳を突き止め、悪をやっつけてめでたしめでたし、 なんだけど、荒船というだんなの同僚とどーーも伊登は恋仲になって行きそうでなんか菅井、可哀想。 でも彼は「恋」というより「家族」が恋しかったんだろうなぁ。
amazonの内容説明では
「居合の達人、菅井文太夫のところに、子連れの女が訪ねてきた。夫が何者かに惨殺され、さらには女とその子も命を狙われているという。菅井は、同じ長屋に住む華町源九郎らと下手人お糾明に乗り出すが、なんと背後にはある人物が・・・。鏡新明智流と田宮流居合の剣が冴えるシリーズ第三弾。」となっていました。
じゃあね
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