6/11 「はぐれ長屋の用心棒」
今日は『はぐれ長屋の用心棒』(鳥羽 亮著 双葉社)を読みました。
読んだ時代小説の中で一番生々しく県の対決が書かれていた話でした。
最終的に悪人を殺し、その情婦だったというだけで女将も殺して心中にみせるのはいいのかなぁ・・まぁ悪人が退治されるのはすっとするけどね。
男が殺され、その関係者(実は孫だった)である子供、吉松をかくまう事になった源九郎が主人公。他に居合い切りの達人の菅井、砥ぎ屋の茂次そして元岡っ引きで病気で引退した孫六じーさんたちが活躍する話でした。
しかし江戸時代、55歳がめっちゃ年寄り扱い。女性も20歳過ぎると年増扱い。かなしか~
最近同心が主人公の話を続けて読んでいたので、同心でも岡っ引きでもない牢人が事件解決のために動き、人を斬り、殺したりもしてるのがちょっとだけ違和感でした。しゃばけシリーズの軽さは無いもんなぁ。ただ嫌いでは無いのでシリーズ、図書館にあるだけ読んでみようと思います。
げっ、図書館に何冊あるかわからないけど、45巻まで出ている・・・・
amazonの商品説明に
「鏡新明智流の遣い手、華町源九郎は家督を息子に譲り、自由気侭な長屋暮らし。ある日、なにやら訳ありの迷い子を長屋に連れてくる。五千石のお家騒動に巻き込まれてしまった源九郎に襲いかかる謎の凶刃……。老いを感じ始めた中年武士の矜持をしみじみと描く長編時代小説。」とありました。
じゃあね
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