4/30 「隠密味見方同心 干し卵の不思議味」
『隠密味見方同心(二)干し卵の不思議味』(風野真知雄著 講談社)を読みました。
うー、やっぱり波之進は死んでたよ。主人公が弟の魚之進に替わっちゃった。
まだまだ自信のない魚之進だけど、兄が認めていたように彼の物の見方は人とちょっとかわっているとこもあってきっといい同心になるよ。
相撲取り時代にいじめられて逆恨みした男かふんどし豆腐といわれる豆腐を使ったように見せて殺しを行った事件、天狗ちくわといって穴を2個開けて天狗の鼻に見立ててたいそう評判になったちくわを売っていた男が殺された事件、やくざ同士の争いが勃発しそうだったのを未然に防いだ干し卵の事件、本当に卵を干して食べれるのかなぁあまり美味しそうじゃないよね。そして最後はうどんの天ぷらの話でした。天ぷらうどんではなくうどんそのものを揚げるって言う料理。美味しいのだろうか・・・・なんかテレビでやってたね。チュロスもどき? 魚之進も頑張って一人前になってほしいな。
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「「美味の傍には悪がいる」という言葉をのこし、味見方同心・月浦波之進は、刺客に襲われ死んでしまった。弟の魚之進へ兄の供養の為に味見方同心を継げ、との命が下る。切れ者の兄と違い気弱な性格の魚之進に、隠密捜査が出来るのか?新江戸料理が次々登場するグルメ捕物帖、面白さ爆発の第二弾。」となっていました。
じゃあね
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