2/7 「ここまでわかった宇宙の謎」
『ここまでわかった宇宙の謎 ピタゴラスからヒッグス粒子までの物理学ツアー』(ニール・トゥロック著 日経BP社)わ読み終わりました。
久しぶりに科学の話。
いっぱい、いっぱい難しい話や懐かしい(前は今よりもっと宇宙に興味があったので)話などあったけど、一番感動したというか感動したのはアフリカから次のアインシュタインを!という事に付いて書かれていた部分。南アフリカのケープタウンに大学院のような研究所、アフリカ数理科学研究所を立ち上げ、アフリカから優秀な子を集めて学ばせる場所を作ったんですって。そこに集まってくる生徒達は本当にに学ぶ意欲に溢れ、そしてチャンスを逃さないよう必死に真剣に取り組んでてるっていうのがすごかったー これからアフリカからノーベル賞をとる人が続出するかもね。
それから暗記するだけではだめなんだよね。スマホやパソコンがあるんだから覚えるのに時間を掛けるより、物事を考えることに教育は力を入れなきゃだめだなぁって。だから日本はだめなのかも。受験のための勉強をやってたって世界からは取り残されていくばかりかも。
あ、宇宙のこと、何にも感想ないんかい。
そうそう、訳者あとがきで知ったけどこれってカナダでマッシー講演を5回行ったときの公式テキストなんだって。こんな話を講演で聞けるってすごいなぁ。カナダの市民、レベル高っ!
【商品解説】では
「宇宙の姿を理解するための珠玉の入門名講義です。カナダでテレビ放送された講義のもととなった本の翻訳です。素粒子物理を中心に、物理学研究の歴史を解説する科学読み物。人とその業績に関する豆知識を自分の研究人生と重ね合わせながら解説し、宇宙の成り立ちなどの研究の歴史を俯瞰します。
主な登場人物は、第1章がピタゴラス、ガリレオ、ニュートン、マクスウェル、ファラデー。第2章がアインシュタイン、ディラック、プランク、ボルツマン、ラザフォード、ボーア、ハイゼンベルグ、シュレーディンガー。第3章がホイーラー、グース、アインシュタイン、フリードマン、スムート。第4章がディラック、ワインンバーグ、ヒッグス。第5章がショックレー、ファインマンです。」となっていました。
じゃあね
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