10/15 「パラレルワールド」
昨日読み終わったのが『パラレルワールド』(小林泰三著 角川春樹事務所)です。
よかった。
自信とダムの決壊の洪水により片方の世界では父親が、片方世界では母親が死んでしまった5歳のヒロくん。ヒロくんには両方世界にいることができて父親と母親の通訳をしながら暮らして依っていう設定。すごいなー よくもまぁ考え付くものだよ。
最後の怪人との対決部分がいまひとつわかりにくかったけど、理屈はわかった。
でも冒頭の自身の場面や洪水の場面、最近の地震や津波あっての記述なんだろうなぁ。もし東日本大震災がなかったらこんな話は思いつかなかっただろうな、と思ってしまったよ。
最後にヒロくんが父親と母親の本当の幸せを願ってパラレルワールドなんてないって言うシーン、切ないけど仕方がないんだね。
プロローグの場面、最初は両親が喧嘩しているのかと思ったけど、実は同じ世界に住んでいなかったってこと、エピローグに当たる場面の両親はパラレルワールドができなかった世界に住むヒロ君達のシーン。うーん・・・そっかー
【「TRC MARC」の商品解説】では
「お父さんとお母さんと3人で仲良く暮らすヒロ君。でも、お母さんにはお父さんが見えなくて…。不可思議な世界と、家族・少年の成長の物語。『Webランティエ』連載等を加筆修正し単行本化。」となっていました。
今日もレイドバトルは熊本市内でしてきました。
なので早めに家に帰り着き、昨日借りた本を読み終えました。
感想はあしたね。
じゃあね
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