9/4 「アラスカの小さな家族」
『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー (文学の扉)』(カークパトリック・ヒル著 講談社)を読み終わりました。
エスキモーの人々の暮らしをこと是者目から見た大草原の小さな家のようなイメージだったのだけど、当たっていてちょっと違った。 まず主人公のボーはエスキモーの子ではない。 「楽しみ女」と言われてるから娼婦のことかな?彼女が産んだものの育てる気がないから船に乗る前にその辺にいたアービッドに押し付けて去っていったの。それで育てる事になったみたい。ボーもそれは知っていてその話を聞くのが大好きなの。 父さんが二人というので芸のカップルかとおもったけど、それも違うみたい。ただ気のあうでっかい二人、一人はスウェーデン人、一人はアメリカ南部出身の黒人。町の人々も世界のいろんな国から金目当てに集まってきた人々。
エスキモーの人たちも多く、本の中にエスキモーのご馳走が色々と出てくるけど、やっぱりちょっと食生活が違うので苦手。おいしそうには見えんーないのでたべたーーい!とは思わなかったね。ジャックの作ったケーキくらいかな?
最後には父親を亡くした男の子まで引き取って育てる事になったけど、みんなとっても幸せそうだったよ。 しかしアラスカの夏はいやだねー 蚊が大量発生するんだ。こりゃーいかないようにしなきゃ。 物語の中の人々は冬の方が好きだって。金を掘るにも地面が凍って崩れる心配のない冬の方が仕事に向いてるし、川が凍った方が郵便とかがちゃんと定期的に届く、なんてーのは目からウロコだったね。
作者が伝えたがっているアラスカがよくわかった気になる本でした。
でもこれって100年近く前の話だよね。今は全然違っている気がするなー
そうそう、バラードクリークの町って江戸の町みたいかも。子供とかをみんなで世話してやるとかいうところがね。
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「舞台は1920年代後半、アラスカの小さな町。ゴールドラッシュで押しよせていたさまざまな国の鉱夫たちは消えつつありましたが、残った人々はアラスカの大自然の中、人種や言葉、文化、年齢をこえてなかよく暮らしていました。5歳のボーは、血のつながらない「父さんたち」に、自分がもらわれてバラードクリークへやってきた話をしてもらうのが大好きなのです…。美しい自然と、心でつながるやさしき人々の姿。2014年スコット・オデール賞受賞!」となっていました。
気温は下がってもやっぱり湿気があって蒸し暑かったよ。
汗だらだらだったー
明日休みなので(有休)ちょっと残業してきました。
明日はやることやってしっかり休養もしなきゃ。無理かなぁ?
じゃあね
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