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2018/03/20

3/20 「夢の陽炎館 水晶の涙雫」

夢の陽炎館・水晶の涙雫 (横田順彌明治小説コレクション)』(横田順彌著 柏書房)を読み終えました。
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この本も前半は短篇連作集、後半は長篇で構成されていました。出てくるのは龍岳たちおなじみのメンバー
なんか短編は切ない話が多かった気がします。あと、改めて明治の生活をしっかりと書き込んであるなぁと思いました。特に服装。女性も男性もなんかおしゃれ。あとがきにも書いてあったけど、現代の方がそれに慣れている私たちにとっては住み易いだろうけど、明治の時代の人々の中に入ってしばらく生活してみたいなぁという気がしました。ミルクホールで蒸しパンを食べてみたいよ。
後半の「水晶の涙雫」はミステリー色もSF色も濃くてとても楽しめました。
南極探検隊の話から植物人間になってもずっといき続ける少年の話。そしてその少年がいきなりいなくなってしまい、軍とかもちらちら見え隠れする中で黒岩刑事の恋が描かれていてね、先が読めず良かったです。知的蛋白質生物ってのがまたいい奴だったよ。
しかし龍岳も早く時子さんと婚約すればいいのにねぇ。
黒岩刑事は次の三日月にはプロポーズだよ。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「日本SFの祖・押川春浪と門人・鵜沢龍岳が遭遇する数々の摩訶不思議?。SFの奇才にして古典SF研究の第一人者・横田順彌による〈押川春浪&鵜沢龍岳〉シリーズを集成。2は「夢の陽炎館」「水晶の涙雫」を収録。」
となっていました。

結局今日も定時゛帰ってきちゃった。
そうそう、朝のホームはやぱり階段降りてまた上がって行かなきゃ乗り継ぎできませんでした。
帰りのホームもいまひとつよくわからず、どっちに向かって電車が進むのか野って動き出さなきゃわかんなかったのでした。 まぁしばらくすると慣れるでしょう。
明日は休みなのに天気悪いねぇ。
残念だよ。

じゃあね

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