2/27「凍てつく街角」
『凍てつく街角 』(ミケール・カッツ・クレフェルト著 ハヤカワ・ポケット・ミステリ)わ読み終わりました。
うーーーん・・・スウェーデンに行きたくなくなるような本でした。
最近デンマークが舞台の話が多いなぁと思います。
この本は3人の視点から語られていまして、剥製を作る事に目覚めた少年、それから彼氏の借金の形に犯罪組織に売り飛ばされ、売春しまくる落ちるところまで落ちたマーシャっていう女の子、そして妻を強盗に自宅で殺され、酒びたりになって長期休職中のコペンバーゲンの警察捜査官トマスらの話で進んでいきました。2013年が現在。少年の話が一番昔、マーシャが地獄に落ちていくのが3年前。マーシャの時間が進んで行き、ちょっとはマシになったトマスの時間とあうんだよね。
でも思うんだけどなんでマーシャたちは売春から逃げるために警察に捕まろうとしなかったんだろうか?捕まって強制送還されストックホルムから連れ出された方がいいだろうに。警察ってそんなに信用ないのかね? まぁ結果的にはそうだったんだけど。
あと、私が酒を飲まないからだろうけど、トマスのへべれけ加減がどうもわからん。飲んで飲んでよくもまぁ生きてるもんだって感じでした。
ただ最後がちょっとあれ?って感じ。マーシャのお母さん、マーシャに会っていないよね。
これって何? 続きがあるの? 何かの伏線?
そういえばマーシャを救いに行くときの作戦もなんだかなぁ? 素人の寄せ集めでよくもまぁ大丈夫だったもんだ。 ちょっとあれれ・・・・だったよ。
でも運、内容は悲惨だったけど話はよかった。 シリーズなら続き、ぜひ読みたい。酔っ払いではないまともなトマスを見たいよ。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「酒浸りの生活を送るコペンハーゲン警察の捜査官ラウン。休職中の彼は、2年前から行方不明になっている女性を探してほしいと頼まれる。尋ね歩くうちに彼女の失踪に国際的な犯罪組織が絡んでいるのではないかと疑いはじめ…。」となっていました。
今日は6時まで会社にいて戸締りして帰って来ました。
だからレイドに行けてない~
帽子ピカチュウはしっかり捕まえたけどね。
じゃあね
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