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2018/01/25

1/25 「開化鐵道探偵」

開化鐵道探偵 (ミステリ・フロンティア)』(山本巧次著 東京創元社)を読みました。
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時代は明治維新から十何年経った頃。それまでイギリス人らを頼らなければできなかった鉄道工事を日本人の力だけでやってやろう、ということでトンネル工事をしているのだけど、そこで不審故が度々起こったため借り出されてきたのがお江戸の頃八丁堀同心していた草壁。
そうだねー 江戸から明治へ変わったときほど劇的に生活が変わった時期ってないだろうね。
和装から洋装、和の中に西洋が入り込んでくるんだもんね。
そんな中で日本人の意地を見せてトンネル工事をやっているところ、よかったぜ。
あとがきでも触れられていたけど、あの時代はるか高みにいたイギリスに高速鉄道車両を売る時代がきたなんて感無量だね。

【商品解説】では
「「明治12年。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元・八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。「京都・大津間で鉄道建設の最中だが、逢坂山トンネルの工事現場で不可解な事故が多発している。それを調査する探偵として雇いたい」という依頼のためだった。井上の熱意にほだされ、草壁は引き受けることに。逢坂山へ向かった小野寺たちだが、現場の最寄り駅で乗客が不審死を遂げた報告を受ける。死者は工事関係者だった! 現場では、鉄道工事関係者と、鉄道開発により失業した船運送業者・馬子らの対立が深まる中、更に事件が……。〈八丁堀のおゆう〉シリーズの新鋭が描く、本格鉄道ミステリ。」となっていました。

じゃあね

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