10/13 「海賊とよばれた男 下」
『海賊とよばれた男(下) 』(百田尚樹著 講談社)を読みました。
面白かったー
実話を基にしてあるフィクションでいいのかな? ガソリンの名前が「アポロ」と出てきてやっと国岡商店が出光だとわかった。 国岡鐡造って名前も本当は出光佐三だったんだね。
物語だから悪い事は書いてないんだろうけどそれでもとっても素敵な会社に思えました。まぁ9時5時の、5時ダッシュ命の私が何を言うかですけどね。
働いている人たちが本当に自らやるぞーーっという気持ちに満ち溢れて命がけで仕事をして、そして達成するってのがすごいなぁ。モーレツ社員ってことばが流行った頃?とにかく今はどんどんそんな働き方が「悪」になって、日本人が日本人の良さをどんどん手放していき、日本は中から崩れて行っているような・・欧米の個人主義、成果主義などに骨抜きにされてとにかく気骨のある人がいなくなって行っている感じ。
ものすごく働き過ぎて、体を壊し、自ら命を絶っていくニュースなどをよく目にするけれど、国岡商店で働いている人たちもそうだったんだろうか?それともやらされてやっているのではなく、店主の人に惚れて働き、生き甲斐を感じると違うのだろうか?
色々と考えさせられたな。
あと、日本の石油販売の歴史もはじめて知った。アメリカ、ひどすぎ。イギリスもひどい。イランの石油の話も初めて知った。でも色々な方向から見ないと本当の事はわかんないんだろうな。
とにかくすごい話でした。もっともっと語りたいけどまとまんない(^-^ゞ
映画もいつか見てみよう。
内容説明には
「この男の戦いは0から始まった――敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。敗戦後、日本の石油エネルギーを牛耳ったのは、巨大国際石油資本・メジャーたちだった。日系石油会社はつぎつぎとメジャーに蹂躙される。一方、世界一の埋蔵量を誇る油田をメジャーのひとつアングロ・イラニアン社(現BP)に支配されていたイランは、国有化を宣言したため、国際的に孤立し、経済封鎖で追いつめられる。英国海軍が警戒する海を、一隻の日本のタンカーがイランに向けて航行していた――。「日章丸事件」に材をとった、圧倒的感動の歴史経済小説、ここに完結。」とありました。
今朝も七つ星、見た。しばらくは金曜の朝は見ることができるようね。来週も楽しみにしよーーっと
じゃあね
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