9/4 「大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー」
今日は『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』(光文社)
を読みました。
いやー、これはいいねぇ。本屋をテーマにして色々な人が書き寄ってる。
飛鳥井千砂/有栖川有栖/乾ルカ/大崎梢/門井慶喜/坂木司/似鳥鶏/鶯田哲也/宮下奈都/吉野真理子という面子。
いつも読まない作家の話が読めるのが良いよ。「本と謎の日々」お客様の謎を店長がばんばん解いていく話。
「国会図書館のボルト」オタクで小太りの少年が写真集のが充実している小さな書店の万引き犯を色々なフェチのおっさん達と協力して捕まえる話。
「夫のお弁当箱に石をつめた奥さんの話」退屈な受け答えしか出来ないといわれた奥さんの復讐の話。
「モブ君」立ち読み専門のモブくんが最後の最後で主人公お気に入りの本を買っていく話。
「ロバのサイン会」テレビで人気者になったロバがAD山田ちゃんとともに幸せになる話。
「彼女のいたカフェ」ブックカフェにいた謎の美女の話。
「ショップtoショップ」万引きの濡れ衣を着せようとした嫌なガキたちを未然に防いだ話。
「7冊で海を越えられる」アメリカに留学する彼に送った7冊の本の謎の話。
「なつかしいひと」お母さんが死んで、残された父と妹とともにお母さんの実家に移り住んできた少年が本屋で出会った少女の話。
「空の上、空の下」空港の書店に勤める主人公とお客様との話。
が入っていました。
「国会図書館のボルト」と「空の上、空の下」が特に好きかな。全部よかったけどね。
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「読書家としても知られる大崎梢が、今いちばん読みたいテーマを、いちばん読みたい作家たちに「お願い」して作った、夢のようなアンソロジー。十人の人気作家による書店モチーフの新作短編集。」となっていました。
今日は気温だけで行くと30度を越えず25、6度だったの。
でも湿気かが多くてめちゃ蒸し暑くて、帰りの駅までの道が暑くて汗だくでしたー
じゃあね
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