9/28 「特急ゆふいんの森殺人事件」
『特急ゆふいんの森殺人事件』(西村京太郎著 文春文庫)を読みました。
画像とリンクは光文社のもの。図書館で借りたから古いんだよね。
文庫を借りたくて棚を見ていたら西村京太郎の名前が。この人ってトラベル・ミステリーが有名な人よね?読んだ記憶がないのでいっちょ読んでみようかと思って借りて来ました。折角だから近場の話がいいよなぁと思って「ゆふいんの森」。乗った事は無いけど有名だもんね。
読んで見ると重ったとおり湯布院が出て来ましたが、なんと阿蘇や天草、三角に熊本城とご当地っほくてよかったよー 熊本県警もしっかり登場。
しかーーし、27年前の話なのでちょっと古かったかな? 携帯電話がないっていうのはものすごく不自然に感じてしまいましたが、まぁ考えてみれば平成2年ごろってそんなに普及してなかったんだよね。 今じゃ持たない人が変人扱いされる世の中なのに。
なんか時刻表のあっというトリックを期待していましたが、ちょっと期待しすぎたかな? ただトリックとかはすごいのかもしれないけど文章はどう? 女の人の話し言葉がもますごく気になったよ。「○○ですわ」なんて話す人、いる?違和感ハンパなかったよ。まだでも昭和なら我慢できたけど。
とにかく知ってる地名が出てきたから良しとしよう。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「暗い過去を持つ元刑事の私立探偵に、失踪人の捜索依頼があった。二人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。二人の足取りを追って、九州に向かった私立探偵を待ち受けていたのは、十津川警部が担当している殺人事件だった!交錯する二つの怪事件の接点は、何か?由布院、耶馬渓、阿蘇、天草?九州の名勝を舞台に、十津川の推理が冴える傑作推理長編。」となっていました。
じゃあね
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