9/21 「おじいさんに聞いた話」
『おじいさんに聞いた話 』(トーン・テレヘン著 新潮クレスト・ブックス)を読みました。
ロシア人のおじいさんから聴いた話、もしくはそういう体で作った話がいーーーっぱい載っていました。オランダに住んでいる作家のようです。
サンクトペテルグとオランダって結構親交があるんだね。知らなかった。
今度ロシアに行くからなんとなく借りたのだけど、この前言ったアムステルダムと関わりがあるってのがなんか嬉しかったです。
しかしなんか辛気臭い話が多かったー
ハッピーエンドで終わる、読んだ後爽快って話がほとんどなかったような。。。。
やっぱり寒くて日が短いところに暮らしているとのんびり陽気にって訳にはいかないのかなぁ?と思ってしまいました。 南の島に暮らす人と、極寒の地で暮らす人とでは精神構造、違ってくるよね?
あたしゃやっぱり暖かいところでのんびりがいいかなー
【商品解説】では
「「ハッピーエンドのお話はないの?」「だってこれはロシアの話だからね」サンクトペテルブルクに生まれ育ち、ロシア革命にともなってオランダに帰国した祖父が「ぼく」だけに語ってくれたこと。ゴーゴリの『外套』より悲惨、どこにも救いはないのに、なぜか可笑しく滑稽な人生の悲喜劇。『ハリネズミの願い』の作家テレヘン自身がもっとも愛する宝箱のような掌篇集。」となっていました。
じゃあね
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