8/24 「魔法が消えていく・・・・・・」
今日は『魔法が消えていく……』(サラ・プリニース著 徳間書店)を読みました。
いやー、面白かったです。
主人公は浮浪児のコン。ウェルメトの町に20年ぶりに戻ってきた魔術師のネバリーから魔道石を掏り取ったことでネバリーの弟子になる事に。きっとすごい魔法の力を持った子で魔法が消えていく町の謎を解く鍵になるだろう、と予想はついてまあそのとおりだったけど、登場人物が魅力的で退屈はしなかったです。 コンも学校に行った事がなくて読み書きできなかったけど、すごい記憶力の持ち主なので(長い呪文も聞いただけですぐ覚えるくらい)あっと言う間に読み書きが出来るようになるの。個人指導とてくれたのがローアンという魔術師ではないが魔術の勉強をしている優等生の女の子。実は街の権力者女公爵の娘だったの。 ネバリーが用心棒として雇ったベネットも、途中からネバリーが秘書代わりに使っていたキーストンも最初は嫌な奴、って思っていたけど、みんな根はい人だったよ。 ベネットが料理が得意で編み物までするなんてすごーく以外だったし、キーストンも鼻持ちならない奴、って思ったけど仕えていた師が悪かったんだね。
コンの魔道石がすごく素敵な宝石で、でもそれはこの町を救うための一時的なもの、まぁだから公爵家に伝わる貴重な石だったんだろうけど、町を救う代わりに粉々になってしまって勿体無かったね。 コンにもいい魔道石が見つかりますように。
この物語、続きが出て欲しいなぁ。
【商品解説】では
「スリの少年コンは、ある日、魔術師ネバリーの「魔導石」をぬすもうとしたことがきっかけで、ネバリーの弟子になる。だが、ほんものの魔術師になるには、コンも自分の「魔導石」を見つけなければならない。いっぽうネバリーは、町の魔力がどんどん減少していく、というなぞを解明しようと、ほかの魔術師たちと会合をかさねるが…?
元気のいい少年が魔術師とふしぎなきずなを結び、「魔力」の危機を救う、テンポのいい冒険物語。」となっていました。
明日行けばまた休みだーー
なんだかとても疲れてしまいました。
4時58分まで変える準備万端でいたのに、帰ってきた職員から領収証の作成をいわれ・・・・・結局1本遅い電車で。
まぁ仕方ないとは言え、その寸前まですごく暇だったので腹ただしいですなぁ。
じゃあね
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