3/9 「質屋探偵ヘイガー・スタンリーの事件簿」
『質屋探偵ヘイガー・スタンリーの事件簿 (シャーロック・ホームズの姉妹たち)』(ファーガス・ヒューム著 国書刊行会)を読みました。
主人公はジプシーの娘ヘイガー。質屋探偵が女性とは思わず借りました。サブタイトルに「姉妹たち」とあるのには全く気づかず借りたので。
10人の客がもたらす事件が綴ってありました。 でもヘイガー登場の章とヘイガー退場の章もなかなか読み応えありました。厳しいけどお金にとても正直なヘイガー。もっと儲けていいのになぁって思っちゃった。 ケチで変わり者で嫌われ者のジェイコブに対しても自ら奴隷みたいにならなくてもいいのにって思ったけど、まぁ質屋になるための目利きとかしっかり仕込んでもらったからいいのかな? 一緒になった人がなんとなく頼りない奴なんだけど、その分ヘイガーがしっかりしているからいいのかな。
事件で知り合った警察の人たちが嫌な奴でなくてよかったーー 特にヴィクトリア時代の世紀末だったら女性が仕事している事に対する目や偏見がもっともっとあったと思っていたから。ヘイガーの頭脳に嫉妬して意地悪するとかなくてよかったよ。
hontoの【商品解説】では
「豊かな黒髪と浅黒い肌が印象的なジプシーの少女、ヘイガー・スタンリー。ある事情で仲間と離れ、ロンドンの小さな質屋の店主なったヘイガー。古本、指輪、人形……持ち込まれる様々な品物の謎を、知恵と好奇心で解きあかす。シャーロック・ホームズ物語が大人気だった19世紀後半から20世紀初頭の女性探偵を主役にしたクラシック・ミステリ。100年前に書かれたとは思えない、個性的でチャーミングな女性探偵が活躍する、今読んでも新しい本格連作短篇集。」となっていました。
今日は7時半頃からポケモンゲットにお出かけ。9時半には帰ってこれたけど、まーー眠い、眠い。帰りちょっとだけ寝てました。 今日は卵でバルキーが産まれました。
明日行けばまた休みだーーー
じゃあね
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