3/29 「虎狼」
今日は『虎狼』 (モー・ヘイダー著 ハヤカワ・ポケット・ミステリ)を読み終わりました。
面白かった。というかすごかーー まさか真犯があの人だったとは! これは思いつかんだった。
ただひとつ残念な事が。どうもこの本、ジャック・キャフェリー警部シリーズの7作目なんだそうだ。なのですごく重大なことなんだろうけど、キャフェリーの子供の頃に行方不明になったお兄さんの結末がわかってしまったこと。 多分このお兄さんの件で色々とうじうじ悩むシーンがあるはずだろうし、もしかしたら獄死したトレイシー・ラムを逮捕した話とかもあったかもしれないのに・・・ あぁなんかとても残念。 この一つ前に翻訳されている「人形」は読んだけど、これにはキャフェリーはちらっとしか出てこなかったのよねー。多分「喪失」を先に読むべきだったのだわー。
ところでこの本ですが、そういうのを考えなければシリーズと思わなくてもこれだけで十分楽しめました。
とにかく周りから孤立した家に家族3人いて、そこに警察のふりをした男が2人入り込み、ほんのちょっとの反撃の間を逃してしまったため拘束され、ものすごい恐怖を味わい、死を覚悟する家族たち。
とにかく意外性があって楽しめました。
ひとつわからないのが何故、ベア(飼い犬)に装飾品、金ま鎖や指輪なんかを飲み込ませたんだろう? ものすごいヒントになったけど、意味がわかんないなぁ。 そうすることで家族に恐怖を味合わせた? そうかなぁ? まぁでもこの犬のうんこからでてきた結婚指輪のおかげでキャフェリーはザ・タレッツにたどり着いたんだよねー
あと、ウォーキングマンと呼ばれる放浪者。かもかわいそうだねぇ。
【「TRC MARC」の商品解説】では
「村から離れて住む一家の邸宅に2人の男が侵入し、両親とその娘を邸内に拘禁する。男たちはその目的を明らかにしないまま、自由を奪った家族をじわじわといたぶってゆく。恐怖と絶望に支配される一家に救いの手はないのか0?」となっていました。
今日は晩御飯をマクドナルドでって話になってて、そこでルアーを回して黄金のコイキングを狙うってことだったのでまずツタヤに行ってマンガ本仕入れて長丁場に備えたのですが、結局ピゴサーチでラプラスとかが出てきたのでマックは30分で切り上げてポケGOのうろうろタイムとなりました。
毎日笑っちゃうねー
じゃあね
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