3/14 「サイン会はいかが？」

今日は『サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (ミステリ･フロンティア)』（大崎梢著　東京創元社）を読み終わりました。

やっぱり面白かった。　書店の仕事を詳しく書いてあるところがとてもいい。本のちょーーーっと、それもレジだけの仕事をバイトでした事あったし、もっとやってた人の話を聞いた事もあったけど、とにかく本屋さんの仕事の楽しいところ、きついところ両方わかってとてもいい。クレーマーのようなお客様さえいなければ、力仕事さえなければ本屋さんの仕事、色々とやりがいがあって楽しそうに思いました。
さて、今回も事件が起こり、今回も多絵ちゃんが大活躍。　タイトルになったさ「サイン会はいかが？」は暗号のような謎解きでした。今回は店のほかの店員さんの性格とかも色色とわかってそれもまた楽しめました。これは３巻に当たる本。２巻も読んでみたいなぁ。
事件解決ももちろん面白いけど、事件がなくてお仕事物語でも十分楽しめる本だと思います。
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「同一書籍に四件の取り寄せ依頼。ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと…。「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」?若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかりものの書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく。短編五本を収録した本格書店ミステリ、好評シリーズ第三弾。」となっていました。

じゃあね