2/27 「神様の御用人2」
金曜から今日に掛けて『神様の御用人 (2)』 (浅葉なつ著 メディアワークス文庫)を読みました。
今回も神様からの御用をしっかりとこなしていく良彦。 神様からの御用って言われたことをそのまま叶えると言うよりその置くにある真に欲しているものを探し出し、それをかなえてあげているみたいだね。頑張ってるよ、フリーターの良彦くん。 頑張っているから神様の御利益があっていい就職が見つかればいいのに、就職しちゃうと自由に御用を聞いて回る暇がなくなっちゃうからやぱフリーターがいいのかなぁ? 一生フリーター? それもかわいそうね。
今回の神様はスクナビコナの神。、そう、コロボックルの元にもなった神様。温泉を捜し求めているの。でも神様が欲しかったのはどこどこの温泉、ではなくみんなで楽しく入るお風呂だったんだよね。で、なんと貧乏神。やっぱ貧乏神に憑かれちゃうと出世街道からもなんもかんも外れてびんぼーになっちゃうから嫌だよねー そこから前を向いて這い上がっていく人の子らが好きと言われても・・・ 味噌をつけたおにぎりで勘弁してもらったから良かったよね。そして井戸の中で泣いてばかりいる神様。 この神様の頼みごとをかなえようとする際、孝太郎が働いている神社の娘、穂乃香とかかわる事になるの。美人な女学生の穂乃香は天眼と言って神様が見える目を持っていたの。ただ人と違うって事で今まで目立たないように、目立たないように生きてきたから無口で表情が乏しい娘になっちまったんだよねー もったいない。最後はスセリビメと言って大国主命の奥さん。女好きの旦那に嫌気が差して喧嘩して家出して良彦んちに居座っちゃうの
。もう何でもありだねーー ただこれも良彦の機転でちゃんと御用は果たせて良かった、良かった。モフモフの狐さんの他に美少女穂乃香も仲間になった感じだね。 RPGみたいだー
神様もホント今の世で生きるのは大変ねー
私も今度神社に行ったらちゃんと挨拶と、感謝だけは伝えてこよう。様式は全く無視だけどね。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「名湯探しに家探し、井戸からの脱出の手伝いに、極めつけは夫の浮気癖を治してほしい!?御用人となった良彦に今回も神様からの様々な無理難題が言いつけられる。手のひらに載るほどの小さな神様から、出雲のあの神様の妻まで、神様の神様らしからぬ悩みの数々に頭を抱えるなか、良彦は不思議な少女・穂乃香に出会う。誰にも言えない秘密を胸に秘めた彼女と、神様の関係とはいったい―?フリーター御用人・良彦とモフモフの狐神・黄金の神様助っ人(パシリ)物語第二弾!」となっていました。
じゃあね
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