2/13 「ハリスおばさんパリに行く」
今日は『ハリスおばさんパリへ行く』(ポール・ギャリコ著 復刊ドットコム)を読みました。
先日「古書カフェすみれ屋と本のソムリエ」を読んでからポール・ギャリコの本を読んでみたいと思っていたのですが、図書館で見つけたので借りて来ました。そうかー、復刊ドットコムが出しているんだーいい仕事していますね。
主人公のハリスおばさんはロンドンで掃除婦をやっている未亡人。
その彼女が顧客のところでクリスチャン・ディオールのドレスを見て一目ぼれし、なんとか自分も手に入れたいとくじを買ったり、必死に辛抱してそして働いてお金を貯めてパリに飼い見ものに行く話。最終的にドレスを手に入れロンドンに戻ってきたのに、友だちに見せる間も無く顧客の一人だった売れない女優に貸してあげたばっかりにドレスは燃えてしまったの。信じられないよ、あのガキは!!でもハリスおばさんにはドレスこそ手元に残らなかったけど、トレスを手に入れるためにパリでであった色々な人たち、マダム・コルベールやナターシャやアンドレ・フォーベルやシャサニュ侯爵・・・・ドレスを作ってくれた人々というすごい宝物を手に入れたのよね。
とても素晴らしい話でした。 うん、そーだよね。ドレスがたとえ傷無しで手元に残っていたとしても着ていくところも無ければ着て似合う姿でも無し。とは言うもののやっぱり綺麗なままのドレスが残っていて、たんすを開けるたびに
パリでであった人々のことを思い出すほうがよかったなーー へへ、私人間できていないもので。
【「TRC MARC」の商品解説】では
「ロンドンでお手伝いさんをしているハリスおばさんは、節約やくじで苦労に苦労を重ねてお金をつくり、ついにパリのディオールの店に行き、ドレスを手に入れますが…。〔初版:講談社 1973年刊〕」となっていました。
今日も天気が良かったです。
ちなみに今の使用量、1.39GBです。
こりゃーすぐ7GMにはなっちゃうよね? で、アドバンスモードだけだとアンテナが1本、2本たまに圏外になったりも。ということは今までのADSLと変わらないのでは・・・・・
8日間キャンセルの対象ではあるのだけど・・・
じゃあね
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