1/27 「七王国の騎士」
今日は『七王国の騎士 (氷と炎の歌)』(ジョージ・R・R・マーティン著 早川書房)を読み終わりました。
いやーーーやっぱ面白いわ!あとがきにも書いてあったけど、本編と違って主人公が1人ということ、さまざまな陰謀や政治的なやり取りなんてのがあまりなくて中篇が3つ。時代も100年くらい前の話なので繋がりをあまり気にしなくていいんだよね。すごく読みやすかったです。 草臥しの騎士、ダンクと言う大男が主人公。もとはキングズ・ランディング蚤の溜まり場で豚を追い回していたところを老騎士のサー・アーランに見出され、従士を経て騎士になったの。従士になるエッグとの出会いが最初の「草臥しの騎士」に描かれているのだけど、エッグはターガリエンの者なんだよね。 表紙を見ると小人?と思ってしまったけれど、単に素性がばれないようにするために頭を剃りあげているだけだったみたい。 ダンクを気にいって従士にしてもらい、旅をする事になるのだけど・・・ 兄ちゃんに当たるエリオンって本当に嫌な奴! あいつのためにダンクがいいなーって思ったいた人形遣いの娘は指は折られるし、そうそうに逃げ出してしまったんだよねー。そして挙句に武勇に優れた人格者だったベイラー太子も七尽くしの審判で死んでしまったんだよね。それもよりによって実の弟がたたき殺したって事になっちゃって。 まぁその弟と言うのはエッグのお父さんなんだけど。登場人物が少ないと言っても似た名前が多くて、「主要登場人物」のページを読み返し読み返し読み進めていったんだよね。
2話目は「誓約の剣」ここでは一応領主に仕えているんだど、そこで水を巡ってひと悶着。 紅後家蜘蛛と呼ばれる女城主ともしかしてダンク、結婚すると?!と思ったけど違ったよ。残念。
で、最後は「謎の騎士」
ついつい馬上槍試合に参加する事にしたもんだから叛乱に巻き込まれ危うく命を落とすところだったよ。でも部屋についている厠のシステムや出発しようとする小人達に出会ったときの臭いとか伏線になっててうまいなぁ、と思ってしまいました。
嬉しい事にこの二人の冒険の話は続くみたい。 でもまた何年も経って出てもこの本の話、覚えていないんだろうなーー、私。
本編のほうもあと2巻。といっても冊数は何冊になるのかわかんないけどそれで終わりになるらしい。ただいつ? 頼むよ、書き終わる前に死なないでね。 テレビドラマの方が咲きに完結を迎えるって話もあとがきに書いてあったよ。 うーー、ドラマ見たい! 完結したらDVD借りてきて見ようかなぁ。出ていればだけど。
【「TRC MARC」の商品解説】では
「「七王国の玉座」から遡ること約1世紀、ターガリエン家がウェスタロスを統べる時代。伝説に謳われる騎士ダンクとその従者エッグの波乱万丈の冒険を描く。「草臥しの騎士」ほか全3篇を収録した短篇集。」となっていました。
じゃあね
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