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2016/12/07

12/7 「飛び込み台の女王」

飛び込み台の女王』 (マルティナ・ヴィルトナー著 岩波書店)を読みました。
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ドイツの体育学校の7年生の女の子、ナージャが語るカルラと飛び込みの物語でした。
ドイツの体育学校の仕組みを知らなかったので、最初東ドイツの話なのかと思ってしまいましたが、お金の単位がユーロだったので今の話なのだとわかりました。6歳半くらいから才能のある子はスカウトされて専門学校に入って学んでいくんだね。オリンピックとかでメダルを取るはずだよね。あと。舞台はドイツなのにナージャのお母さんはロシア人だし、飛び込みのクラスのこのお母さんはイタリア人だったりと色々な国出身の人が一緒に生活しているところが日本と全然違うなーと思いました。
飛び込み台の女王というのはカルラのこと。隣に住んでいる同じ年の女の子で、とても仲良し。そしてカルラの才能にナージャはぞっこんなんだよね。でもとっても変わった子でね。
飛び込みの優れた力が夫と死別としているお母さんに恋人が出来たことで揺らいでいき、結局最後はその力をナージャに譲るような形でカルラは飛び込みを辞めていくの。 不思議な話でした。でも飛び込みに打ち込んでる子供たちが良く書かれていたなー あとがきでスポーツに関するまともな文学が存在しないって作者が言ってたらしいけど、つい「日本には「ダイブ」とか「一瞬の風になれ」とかあるんだよー 読んでよ!」と思ってしまいました。
【「TRC MARC」の商品解説】では
「【ドイツ児童文学賞(2014年度)】カルラはナージャのあこがれの選手だった。ある日を境に飛び込めなくなるまでは…。周囲の期待にさらされ、親友は競争相手。思春期のさなかにあって激しい変貌をとげる、2人の少女の変遷と成長を描く。」となっていました。


今朝、寒いと知っていたのに洗面台のところの気温が8度くらいあったのでちょっと油断してスカーフも巻かず、ブーツにしようか迷ったけどティンバーのまま車に乗り込んだら3度でした。 あらあら、マジ冷えていたんだねー
でもまだ事務室は暖房無しです。 そこまで寒くないのでした。
今日は5時ダッシュの予定だったのに結局6時でした。
今週は戸締りとかもあるから6時までってのが多いなぁ。
ま、週末を目指してガンバロー

じゃあね

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