11/6 「横濱つんてんらいら」
今日、『横濱つんてんらいら』(橘 沙羅著 角川春樹事務所)を読み終わりました。
びっくりしたーー 何がかって自分にびっくり! タイトル、なんとなく「横濱かすていら」みたいなイメージで見てて、文明開化時代の話で、西洋のお菓子かすていらが出てきて・・・ なんとなく畠中恵の「アイスクリン強し」みたいなイメージを持って読んでいたのです。 いや、なんとなくそうなんだけどーー でもカステイラではなく「つんてんらいら」ってのは「春天来了」春が来たっていう北京語?のことだったーー 終章で気づいたっす。 あぁびっくり。
物語は面白かったです。 すずという主人公の少女、いいねぇ。モーリスさんもいい。美形のリュウさんもいいし、才蔵もいいやつだなぁ。
阿片や人身売買、その事件を解決したのがすずって訳では無いけれど、無事解決してよかったねー
明治の初めって江戸を引きずりつつ、西洋からの物も入ってきて、すごい時代だったんだなぁ。場所もあるだろうけどね。横濱だから異人さんも多いけど、これが熊本とかだったらまだまだ江戸を引きずりまくりなのかなぁ?
hontoの【本の内容】では
「明治15年の横濱。海産物問屋の四女・すずは、車引の才蔵やアメリカ人カメラマンのモーリスといった街の人間から慕われつつ、家業の手伝いをしていた。ある日、友だちの喜代から想い人への手紙を頼まれるが、清国人が多く住む南京町でスリに会い、手紙を奪われてしまう。それを助けたのは商いで見知っていた劉鴻志だった。その際に「ワンタン」をご馳走になり、食いしん坊のすずは劉に淡い恋心を抱く。しかしその時横濱には、水死した娘や出所不明で流通する阿片など、不穏な気配が漂っていた――。明治初期の横濱に生きる人々をみずみずしい筆致で描いた第八回角川春樹小説賞受賞作の登場!」となっていました。
今日も天気良かったです。昼は20度越えていたのでちょっと暑いと感じる時も。
6時45分に目が覚めた後も眠れて、9時半に起きました。こたつを出そうと思っていたけど、どこにあるかわからなくて諦めました。地震の後整理していたときにどこかで見かけた気がしたんだけどなぁ・・・・
じゃあね
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