11/28 「宙の地図 上」
『宙の地図 (上)』 (フェリスク・J・パルマ著 ハヤカワ文庫NV)を読みました。
読み応えのあるというかなかなか読み終わらなかったなぁ。もちろん下巻に続くのでまだまだ先は長い。
まずあのH・G・ウエルズが出てきて文句ばっかりたれてるところから始まり、アメリカの作家にランチに誘われしぶしぶというかガツンと言ってやろうと思い出かけ、何故か自然史博物館に火星人を見に行く事になり、それから話はその火星人発見の話に移るの。南極に地下への入り口を探しに行ったレイノルズって男の話に。その中にはエドガー・アラン・ポーとなる人物も出てきたよ。そして次はウエルズのタイムマシンを元に大金持ちになったマリーという男がニューヨークでエマという女性に恋して求婚し続ける話。 あ、その前にタイトルになってる「宙の地図」が出てきたんだ。エマの曽祖父が新聞でみんなを騙し、というか月世界の話を世界中の人々に信じさせたすごい人だったのね。でその人が描いて娘にプレゼントし、代々受け継がれてきたのが「宙の地図」 変わり者のエマがマリーの求婚を断るために伝えたのがウエルズの火星人襲撃の様子をロンドンで再現して見せろ、みなが信じたら結婚してやるっていって舞台がロンドンに移り、なんと本物の宇宙人が攻撃してきたところで上巻は終わり。
なんだか不思議な世界です。ただこの登場人物は好きっていう人が一人も出てこないーーー。困ったもんだ。
さーて、下巻ではどうなっていくのでしょう? 宇宙人を撃退する事はで切るのかな?
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「1829年、地底への入口を発見すべく南極探検船がニューヨークを出港した。だが南氷洋で船は氷に閉ざされてしまう。折しも奇妙な飛行物体に乗って現われた怪物が探検隊を襲い、死闘が繰り広げられる。そして約70年後の1898年、小説『宇宙戦争』を発表して大好評を得たH.G.ウエルズのもとを、ロンドン警視庁特殊捜査部の特別捜査官クレイトンが訪れる。小説と同じ飛行物体が出現した現場に来てほしいというのだが…。」となっていました。
家族Aが新幹線の駅でメタモンをゲットしてきました。 やっぱり最初期ポッポだったそうです。あー、私も捕まえたところ見たかった~
じゃあね
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