11/2 「残照」
『残照 (アリスの国の墓誌)』(辻真先著 東京創元社)を読みました。
ひっさしぶりに辻真先を読んだよ。 朝日ソノラマ文庫の頃はよく読んでいたんだけどなぁ・・・
なんかアニメや漫画の作者が出てきてちょっと懐かしい感じもした。
主人公がは誰? まぁ蟻巣という閉店になるバーのなじみのメンバー全てでいいのかな? 巣米結構年の行った人たちだろうけど、事件が起こったのが昭和21年とか41年で、その頃は若かったようなので爺っぽさは無かったな。 ただ残念な事件だった。特に41年のは。もし、21年に地震が起こらず、千鳥がキヌの話をちゃんと聞けていたら、全然変わったかも。 千鳥と一平は夫婦になれていたかも。 ただキヌがいる限り漫画家になるのは無理だったのかなぁ?
41年の事件もやっぱ野母崎がいる限り一兵の未来は無かったのかも知れず・・・ 残酷やねぇ。
【商品解説】には
「アニメ、マスコミ関係者の集う、新宿ゴールデン街のバー『蟻巣』。ミステリ好きの客たちがあれやこれやと推理を語り明かした日々も今や昔、ついに閉店の日を迎える。鍵の返却までのわずかな時間、常連客たちは、チェシャ猫をなでながらパイプを燻らせていた、在りし日のマンガ家・那珂一兵の姿を思い出す。その一兵が遭遇した二つの事件を、別れの酒の肴に語り始め彼らがたどり着いた、衝撃の真相とは? 近江由布子、新谷知久、可能克郎と辻ミステリのオールスターキャストで贈る推理作家協会賞受賞シリーズ最終作。」とありました。
実はこの本、昼休みに読み終えてしまってねー 帰りは読む本無くなってしまったのでした。
それも残業して駅に着いたら次の電車まで25分以上時間があったのに・・・・ あぁ読み間違えたー あと1冊、持って行くべきでした。 残念。次官が勿体無かったー
という訳で今日は8時半近くに帰って来ました。 疲れたけど明日、休みだもんねー
映画に行くんだ! そのために予習もばっちりさ!
じゃあね
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