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2016/11/18

11/18 「出口のない農場」

出口のない農場』 (サイモン・ベレット著 ハヤカワ・ポケット・ミステリ)を読みました。
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なんともいえんなぁ。誰も幸せにならなかったような・・・あ、ミシェルだけは今よりはよくなったかも。
ロンドンで何かをやらかしてフランスに逃げてきていた主人公、罠に足を挟まれ、その農場の娘に助けてもらっていその農場に滞在する事になるのだけど、彼がロンドンで何をして逃げてきているのかは謎なのよね。 語られていくうちに恋人のクロエを殺してしまったのだろうか?と思ったけどそうではなかったね。 結局は殺意を持った殺人ではなく事故だったんだよね。
エピローグでそこは詳しく語られていたのでもやもやせずに終わったのは良かった。
農場にも秘密があってね。 それこそ私もセメントに死体が塗り固められている、って思ったけどそこはさすがに違ったね。ただ彼を助けてくれたマティルド、彼女の人生は悲惨すぎるね。
実の父親から妊娠させられ、その娘を守るために農場から出ることも出来ず、まだ若いのに人生を完全に諦めてしまって。 彼女に楽しい人生を送らせてあげたいなぁ。刑期を終えて出てきた後、誰も知らない所へ移り住んでちょっとでもいいから自分のためたけの人生を謳歌してほしいなぁ、と思ってしまいました。
あとがきを読むとこの作家、こういう話を書くのは珍しいみたい。今まで書いていたのは法人類学的知識や手法が試験解決の糸口になる科学的なミステリみたい。そっちはシリーズ物らしいので読んでみたいなぁ。 ライムっぽいのかなぁ?
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「フランスのどこか田舎町。車内に血のついた怪しげな車で逃げてきた、正体不明の男がいた。その男ショーンは車を捨てたものの、森で罠に捕らわれてしまう。目覚めたのは、ある農場の納屋の屋根裏だった。農場の娘マティルドが、足に傷を負い歩くこともままならない彼を黙々と介抱してくれるが、何かを必死に隠そうとしている。のどかそのものの農場なのに、どこかがおかしい。ショーンは不審と不安を抱きはじめる。この農場はいったい何を隠しているのか…ヨーロッパでベストセラー、英国人気ミステリ作家の意欲作。」となっていました。

今週、終わったーーー
明日は福岡でアメリカズ・カップがあるから(ヨットのレース)見に行きたいなぁなんて思っていたのだけど、チケットとかめっちゃ高いし売り切れてるみたいだし・・・・ ただ海を走るからどっかからは見えるんじゃ?くらいのかるーーい気持ちで行こうかなぁって思っていたけど、雨みたいねーー
行くとしたら日曜か。 多分メインはポケモンGOになると思うけどね(笑)

じゃあね

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