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2016/11/16

1116 「ローマ人の物語1」

今日ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語I』(塩野七生著 新潮社)を読み終わりました。
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まず驚いたのが作者は女性だったって事。 字面を見て勝手に男だと思っていました。何年か前に15年かかってこのシリーズを完結させたって記事を読んだことあったのですが、そのときからずーっとおじいちゃんだと勝手に思っておりました。すみません。
そのニュースのことも頭にはあったけど、今回図書館で手に取った理由は会社の指定図書になっていたから。 読んでみたらとても面白く、読みやすくもあったので1ヶ月に1冊くらいの割合で読んでいこうかなぁ、と思っております。
ところでこの第1巻、ローマが誕生するところから始まってすが、1冊欠けてたどり着いたのはローマがイタリア半島を統一するまでの話。 何よりびっくりしたのはその頃日本はやっと弥生時代。縄文時代の頃からローマって始まっていたんだね。
世界史の授業で習ったことがいーーーっぱい出て来ました。 でも高校のときよりも中学校で習ったイメージが強いのは何故かしら? 高校の世界史の先生より中学校の社会の先生のほうが好きだったからかなぁ。
ただ読んでいてなるほどーっと思ったのはローマ人の宗教観。 人間を律するより無人間を保護する型の宗教だったから狂信的傾向が全く無くて、それゆえに異端とか異信教とかで他の民族と対立することなく吸収していくことが出来たんだね。 中学の歴史の時間に宗教戦争ほど悲惨で残虐なものは無い、と先生が説明したときびっくりしたことを思い出したよ。 私、それこそキリスト教とか信じている人は隣人を愛して、悪いことをしても許すってのが信心深い人のやることなのかなーなんて思っていたのよ。 違う宗教を信じている人たちを絶対認めないってのがあるんだねー 怖い、怖い。
ローマ興隆の要因はそのほかにも独自の政治システム、王政、貴族院、民主制の利点を執政官制度、元老院制度、市民集会によって活用氏も国内の対立関係を解消し挙国一致の体制を築くことが出来たからということと、戦った後の敗者でさえも自分達と同化する彼らの生き方にあるって書いてあって、そうだねぇぇと納得しちゃいました。
ローマ、ゆっくりじっくり観光したいなぁ。
次の巻を読むのが楽しみ。


amazonの商品説明、(鏑木隆一郎)によると
「知名度のわりには、日本ではその実態があまり知られていないローマ帝国。1993年に新潮学芸賞を受賞した本書は、その帝国の歴史を人間の生きるさまから描いていこうという壮大な構想による「ローマ人の物語」シリーズ第一弾。ローマ建国からイタリア半島を統一するまでの帝国の誕生期にあたる多難な500年間に生きた王や貴族、庶民にまで焦点を当て、彼らの足跡と周辺の事情を丁寧に追っていく。
元老院と市民集会を定めた建国者ロムルス。暦を定め、多神教を守護神という概念で定着させた2代目の王ヌマ。息子のスキャンダルのためにローマ市民により追放された最後の王タルクィニウス。上下水道やローマ街道を最初に作らせた貴族アッピウス。そして、貴族の横暴に対して全員で山に立てこもり抗議する市民。
著者の筆にかかると、そうした人物たちが銀幕上の俳優のように生き生きと動き出す。「お互いに、古代のローマ人はどういう人たちであったのか、という想いを共有」していくうちに、帝国の歴史から元老院や護民官などの政治システム、そして何より古代ローマ人の考え方までをごく自然に理解できるようになる。本書は、退屈なものと決めつけられがちな歴史解説書にまったく新しい息吹を吹きこむことに成功した一冊である。ちなみにこのシリーズは、著者のライフワークとして1992年から2006年にかけて毎年1作ずつ書き下ろされていく。」となっていました。

じゃあね

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