11/10 「タイムボックス」
『タイムボックス』(アンドリ・S・マグナソン著 NHK出版)を読みました。
あら、これってNHK出版なんだ。へー
「時間」に追われる人々への警告の話。 タイムボックスという製品の中に入れば自分の時間を止めることが出来るの。で、人々は全ての嫌な事から逃れるためにその箱の中に入っちゃうの。それで人間の世界は歩みをやめてしまい、動物や自然が巾を利かし始めるのね。その箱のオリジナルは実は大昔のパンゲア国まで遡り、その時間を止める箱に入らされたオプシディアナ姫の話が綴られるの。いやー、人って本当に怖いねー 自分が大切なものを守りたいと思うあまり、それが本当にいいことなのかとか、そうすることで他の人々や物にどんな影響を与えるかなんてことするりと抜けちゃうんだよねー オプシディアナ姫のお父さんであるディモン王はその事に気づかなかったのね。それで悲劇を招いてしまったんだ。 そして必ず出てくるのが欲にまみれた奴。業突く張りで金や権力を手に入れるためにはものすごい悪知恵が働く奴。 今回の話の中で一番悪いのは国王なんだろうけど、それに劣らず見方によっては一番悪いのはアーチンだね。こいつが現れなきゃ姫女神扱いされることもなく、恨まれることもなかったろうからね。
最後にグレイスとなったオプシディアナがアノリに会えてよかったよ。会えたのよね?
【本の内容】では
「経済危機に見舞われた社会で人々の心をとらえたのは、時間を止める箱「タイムボックス」だった。嫌な時代をやり過ごそうと、少女シグルンの一家はそろってタイムボックスに入ったが、ある日シグルンの箱だけが開き、外に出ると世界は荒廃していた。シグルンは、箱から出てきた子供たちと暮らす老女グレースに出会い、世界を救う方法を尋ねる。すると老女ははるか昔のパンゲア王国の話を始めた。それを聞いた子供たちは、世界をパンゲアの呪いから救うために立ち上がる――。」となっていました。
今日は事務所の戸締りして帰らなきゃなんないから遅くなるな、と思っていたら上司が戻ってくるから戸締りしなくていいと言ってくれたので歯医者にクリーニングに行きました。7月から行かなきゃと思っていたのです。
しかし、やっぱり歯医者さんに行くとお金掛かるよねーーー
誰もレントゲン写真撮ってくれなんて頼んでいないのにさー 結局3740円・・・・
来週また、と言われたけど半年は行かないぞ。 ふーーー
じゃあね
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