8/30 「マトリョーシカと消えた死体」
『マトリョーシカと消えた死体 (探偵ブロディの事件ファイル)』(ケイト・アトキンソン著 東京創元社)を読みました。
あら、これってシリーズ物の2作目だったのね。 1冊目から読めばよかった。いやいや、1作目読んでたよ!調べて判った。完全に忘れていた。ジュリアとの出会いも読んでいたんだ。 やっぱなんとなく判り難い本だったもんなぁ。4部作か・・・
この本も半ばに来るまで誰が主人公なのか良くわからず、何度も表紙を見て「ブロディが主人公よね?」と確認しながら読むはめに。色々な人が出てきて、なんかこういうのって映画で言えばグランド・ホテル形式っていうんじゃなかったっけ?と思いながら読んだのだけどもともと作者がそういう書き方なんだってね。
よくわからないままだたのが、何故テレンス・スミスはぶつけたプジョーの男に殺すほどの勢いで突っかかって行ったか、何故マーティンをぐちゃぐちゃに叩きのめして殺したいほど怒りを募らせたかってこと。 こんなにすぐかーとなるんだったら今までに既に警察に捕まってたと思うんだけどなー
まぁ読みにくさも慣れれば、というか半分を過ぎてからはなかなか面白かったです。
ブロディはジュリアと別れたんだよね? よかった、よかった。
ロシア人のタチアナたちの話はミレニアをちょっと思い出してしまいました。
amazonの【商品解説】では
「長年の夢だったフランス暮らしを始めたジャクソン・ブロディだったが、恋人ジュリアが出演するエディンバラの芸術際《エディンバラ国際フェスティバル》に出かけ、事件に巻き込まれる! 衝突した車のドライバー同士の暴力沙汰に出くわしたかと思えば、若い娘の死体を発見、そして死体消失……。事件はマトリョーシカのように入れ子になっていて、しかも実際に小さなマトリョーシカも登場する、ミステリ度は第一作に比べ格段にアップし、それでいてアトキンソン力(りょく)はそのままの傑作ミステリ。BBCでドラマ化され、DVD化もされている、欧米で評価の高い探偵シリーズ、第2弾。」となっていました。
BBCのドラマ、見てみたい!
昨晩からめっちゃ涼しくなりました。 窓を開けていたので寒いくらい。
麻乃洗面所では19度!
明日はまた30度越えるようですが・・・・ 今は冷たい風が入ってきています。
台風、すごーーく変なルートでしたね。
myyさんとか大丈夫だったのかなぁ? ニュース見ていないからわかんないけど、被害はどうだったんだろう?
じゃあね
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