6/6 「あの素晴らしき七年」
昨日『あの素晴らしき七年 』(エトガル・ケレット著 新潮社)を読みました。
一つ前に読んでいた本で迫害されていたユダヤ人の作家のエッセイ集。 なんでユダヤ人は迫害されるんだろう? イスラエルと言う中東の国にあってアラブ人ではなくユダヤ人なんだ。爺ちゃん、婆ちゃんはポーランド出身なんだ。戦争がいつも隣り合わせの生活なんだ。産まれたばかりの息子の将来を兵役につかせるかつかせないかを考えなきゃいけないところで生きているんだ。
とても非現実的。でもとても生活に溢れてもいる。
お姉さんがとても厳しいユダヤ教徒になったことを語るシーンでは結婚式で姉は死んだ、とひょうげんしてあって、最初は結婚式のときにアメリカ軍が誤爆したという昔の新聞記事を思い出してしまった。生きているけど宗教的に新だって事なんだね。
宗教が絡んでくると私には難しいな。
それでなくとも生活環境の違いも含め考え方とかわからない、馴染まない事が多く感じられました。戦争をやっていなければイスラエルとか訪れて見たい国の一つなんだけどなぁ。
イスラエルと言えばナタリー・ポートマンやフィギアスケートの選手がいたなぁなんて連想されるけど、やっぱり一番はまだまだ戦いが耐えない国、なんだよね。
なんでみんなで平和に暮らせないんだろうね。
【商品解説】では
「初めての息子の誕生から、ホロコーストを生き延びた父の死まで。七年の万感を綴る、自伝的エッセイ集。戦闘の続くテルアビブに生まれ、たくさんの笑いを運んできた幼い息子。常に希望に満ちあふれ、がん宣告に「理想的な状況だ」と勢い込んだ父。現代イスラエルに生きる一家に訪れた激動の日々を、深い悲嘆と類い稀なユーモア、静かな祈りを込めて綴った36篇。世界中で人気を集める掌篇作家による、家族と人生をめぐるエッセイ集。」となっていました。
今日は雨、ということで傘を持っていったら朝駅から降りるとギンギンの天気。日焼けが~(笑)
帰りまで雨は降りませんでした。 結構涼しいけど湿度が高く、汗かいて疲れた~
明日は定時で帰りたい。
じゃあね
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