5/23 「あらしの前」
今日は『あらしの前 』(ドラ・ド・ヨング著 岩波少年文庫)を読みました。
オランダの第二次世界大戦って戦争期間はそんなに短かったの?と読み終わって一番に思ったのでネットで調べてみたらまぁなんと!戦ったのは5日間だけだったんだ!! といってもその後はドイツ軍に占領され、ゲルマン系のオランダ人はそんなに悪い占領下ではなく、ユダヤ系の人は80%が殺されたんだって。ただドイツの戦局が悪くなると物資の略奪を始め数十万人が餓死したんだって。 知らなかったー
で、物語ですが、タイトルだけは随分前から知っていたのですが今まで手にする事が無かったのです。
オランダの片田舎に住む医師の家族が主人公なんですが、アムステルダムに出ている(学生)長女のミープが戦争が近づいているから気をつけるように一生懸命忠告するのに父親は全く信じようとしないのがすごく驚きでした。まさかオランダにドイツが侵略してくることは無いって信じきっているところがうーん、いくら田舎に住んでいたとは言え、ラジオとかはあったろうにね。
しかし戦争が始まる前のみんなの暮らしはよかったねぇ。子沢山で子供嫌いの私には「うげっ」って感じなんだけど、医者を目在ヤンが勉強しなきゃ、と思いつつ今ひとつ身に入らない様子が逆にリアリティがあって納得。家族でクリスマスの前にアムステルダムのお母さんの実家に行くのだけど、ダム広場とか王宮とかムンクの塔とか去年の秋に行ったところが出てきて感慨深かったねぇ。あ、それから最初のシーンでパンを子供たちが食べるところ、削ったチョコを振りかけたり雨を振りかけたりするところが あぁオランダってそうだったよなーと思って嬉しかったです。
「あらしのあと」も借りてきてるんだよねー ミープやドイツから逃げてきていたヴェルネルはどうなったんだろう? うー、気になる~
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「オランダの静かな村で、オールト家の子どもたちは楽しく平和に暮らしていました。ところがある日、ドイツ軍がオランダに侵入し、信頼と愛情にあふれた温かな家庭にも戦争の影がしのびよります。オールト家の人びとの運命は?小学5・6年以上。」となっていました。
今日はぬっかったねーーー 30度行ったでしょ。
朝礼の後3階で幹部会をやっていた時に地震。 震度3か2 うーん、みんな慣れてはきているけど止まりませんなぁ。まぁでも確実に少なくはなってきてるかな。
きょうはすごく天気良かったけど、明日は雨の予報。 一日頭が重く、午後は痛かったよ。薬もあまり効かず・・・・ やっぱり天気のせいかな? 目も疲れちゃってねぇ。 とにかく今日は疲れた。
でも明日も頑張ろう。
じゃあね
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