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2016/05/18

5/18 「つばさものがたり」

一日で『つばさものがたり 』(雫井脩介著 小学館)を読みました。
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こんな話だとは思わなかった。作者の経歴見てミステリだろうと思って読み出したの。
読み出したら止まらなくなって、昼休みが早かったー 帰りの電車で読みきれず、残りが少ないのもあって家で読んだのだけど、、それで正解。だってもうラスト付近はは涙が出て嗚咽しそうになって・・・これが電車の中だったら大変だったよ!
天使が見える変わった男の子叶夢。その子が主人公かと思ったらそうではなかったね。 天使のレイに叶夢もいい味出していたけど、レイの父親代二郎の妹小麦が主人公って感じだった。父親の夢をついでパティシェになってケーキ屋を開くため東京の店で修行し頑張っていたのに乳がんに罹ってしまい、好きな男とフランスへ一緒に修行に行くのを諦め、その男五条が店を開くからスーシェフで来てくれと言われたときもガンが再発して体調的に無理で断り、ケーキ屋もやめて地元に戻った小麦。 誰にも病気のことを言わず一人で頑張っていたんだよね。 もし彼女が病気のことをちゃんと周りの人に話していたらどうだったろう? 一人で何でも背負い込んで頑張ってたんだよねぇ。すごいや。
あと最初はなかなかうまくいかなかった代二郎と叶夢の親子関係もレイのエンジェルテストのために色々と指導してやっているうちにとてもいい感じになってさ、よかったー 
エンジェルテストを応援に行った小麦が元気になったので、これは天使の力で奇跡的に回復するってパターンか? いや、それでもいい、私はハッピーエンドが好きだからーって思いながら読んだけど、そうではなかった。残念だけど、切ないけど、でも小麦はよくやった。みんなも本当によくやったよ。すごくいい。
なんか最後の集中治療室のシーンでは上の弟を、代二郎と叶夢の親子関係ではちょっと未来の下の弟と甥っ子を思い浮かべちゃった。
お店を始めて利益を上げて人を雇って続けていくってものすごく大変だと思うけど、小麦はよく頑張ったよね。 この物語が終わった後初めて春田や五条、早佑梨は小麦の病気のことを、なぜフランスにいけなかったのか、なぜ五条の店でスーシェフとして頑張れなかったのか、結婚式に出ることが出来なかったのかを知るんだろうね、あ、また泣きたくなってきた。
【「TRC MARC」の商品解説】では
「パティシエールの小麦は、ケーキショップを開くため帰郷した。だが小麦が見つけた物件に対し、天使の友だちがいるらしい甥の叶夢が「ここ、はやらないよ」と言い、小麦を戸惑わせる。だが結果は叶夢の言うとおりになり…。」となっていました。

今日も朝は涼しく昼間は暑い一日でした。気温差が10度はあるよねー
明日は支社で会議。雨では無いみたい。
先月はこの会議の翌日地震だったんだよねー つまり地震後初めてみんなに会うんだわぁ。
そうそう、会議の前に人間ドッグの予約を入れている病院に寄って事前説明ってのを受けなきゃなんないみたい。
バスの時刻調べておかなきゃ。

じゃあね

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