2/21 「カルニヴィア2 誘拐」
昨日、すごーく待たされた病院で『カルニヴィア2 誘拐』(ジョナサン・ホルト著 早川書房)を読み終わりました。
今回は「拷問」が取り上げられていました。 在イタリア米軍の少佐の娘が誘拐に遭い、ネット上で拷問される様子をCIAのマニュアルとともに公開されるという話。えげつないなぁ。実は誘拐されて実際に拷問を受けている娘ミア以上に仕組んだ犯人は父親の少佐を痛めつけることが目的で、少佐が内部告発しようとしていたことを辞めさせるために仕組んだものとわかるの。いやーアメリカって本当に怖いわー 陰謀や策略を考えさせたらやっぱずば抜けているのかねぇ。日本も、そしてこの本を読むとイタリアもアメリカの良いように変えられて従わされてきてるんだねぇ。
今回もカテリーナにピオーラ、ホリーにダニエーレが出てくるの。ダニエーレとホリーはなんとなくいい仲になるんだけど、カテリーナってすごいなぁ。イタリアの女性がみんな情熱的なのか、それともカテリーナが好き者なのか? ピオーラも捜査ではいいのかもしれないけど男性としてみたらほんと情け無くなってくるな。
とにかく前巻、そしてこの巻とアメリカってえげつないー 次はどうなるんだろう?
あ、ダニエーレの作った料理、一度食べてみたいね。 パスタを4時間かけて茹でる!!どんな究極の味がするのか、うーーーーん!
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「イタリア駐留米軍基地の建設現場で発見された人骨は、第二次世界大戦中に謎の失踪を遂げたパルチザンのものだった。当時何があったのか?その頃、憲兵隊の大尉カテリーナと米軍の情報将校ホリーは、米軍少佐の娘ミアの誘拐事件の捜査を始める。犯人は基地の建設反対を訴えて、ミアを責め苛む映像をインターネットで全世界に配信する。狡猾な犯人に苦慮するカテリーナとホリーはSNS「カルニヴィア」の創設者ダニエーレに協力を求めるが…。壮大なミステリ三部作、波瀾に満ちた一気読み必至の第二部が登場!」となっていました。
病院は毎月行って血圧の薬をもらってるところなんだけど、予約8時50分なのに終わったの10時過ぎ。 待合室にいるだけで風がうつりそうで嫌だったー 一応インフルエンザの疑いがある人は別室で待たせてあったようですが・・・
先月もその前もすぐ済んだのになー やっぱり冬は患者が多いからかねぇ。
じゃあね
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