1/7 「限界点」
新年最初の本は『限界点』(ジェフリー・ディーヴアー著 文藝春秋)でした。
ライムシリーズでもキャサリンシリーズでもないジェフリー・ディーヴァーの本。人身警護のプロ、コルティが主人公。ボードゲームが好きな主人公でゲーム理論とか絡めて話が進んでいくのでなんか難しかったよー そもそもなんでケスラー一家を守らなきゃなんないのか、どうやって期限を切ってあるのかってのをよく理解せぬまま読み進んでしまったのでなかなか話しにのれなかったのでした。ただ、コルティの部下のクレア・ドゥボイスは好きー リスベットのまとも版って感じでとてもよかったです。コルティの敵になる調べ屋のヘンリー・ラヴィング。こいつも本当に頭が切れる奴だねー お互いが読み合いなんとか相手を出し抜こうとする様、面白かったです。 この本はずーっとコルティの一人称で語られていたので、それがまた他のシリーズとは違っていたね。ただどんでん返しというか、メインに警護するのは誰なのかそして理由はなんなんだ?、ってのがどんどん変わっていってそこがディーヴァーらしかったー 私はマーリーが撮った写真のせいだろう、って思っていたんだよね。 警官のライアン・ケスラーを守るのかと思ったら違って、マーリーとなったときに「ふふーん、私もそう思っとったったい」なんて悦に入ったのに違ってたー 奥さんのジョアンが下政府の暗殺者だってのにはぶっ飛んだけど、最後は娘のアマンダだったんだね。彼女のブログが脅威になるんだったんだ。しかしこの娘っこ、根性もんばい。 びっくりだよ。
ポーグが死ななくてよかった。
そしてペギーって何度も出てきた名前。 別れた奥さん?過去の彼女? 子供?・・・と思ってたんだけどー そうかー 二重生活っていうとなんか嫌だけど、コルティにも家族がいるんだ。なんかほっとしました。 奥さんはコルティの本当の仕事を知らないけど いいじゃんね。それが幸せだよ。 家族が楔になりませんように!
表紙がね、ぱっと見ると宇宙空間の宇宙船が砕け散る、みたいなイメージなんでどーしてもSFって感じが頭から離れず、それもちょっと混乱の元になってるのかも。 いや、単に私が頭悪いだけか。
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「連邦機関に属する警護官、コルティ。命を狙われた者たちを守り抜くプロのボディーガード。つねに敵の手を読み、綿密な戦略を立てて任務を遂行する。対するは凄腕の“調べ屋”ラヴィング。ターゲットを拉致し、情報を引き出して殺すエキスパート。緻密な計略で警護の手を巧みにかいくぐり、標的を殺す。二人のプロが知力を尽くして戦う死のゲームが幕を開ける!知的スリラーの旗手の真骨頂、熾烈なるノンストップ・サスペンス。」となっていました。
昨日行われた和楽器バンドの「暁の宴」。DVDの発売は3/20だってー
そいでもって福岡でのコンサートは4/29.よかった、祝日だー
なんとしてもチケットゲットしなくっちゃ! ファンクラブには入っていないのだけど販売いつからなんだろう?
気になる~ 昨日は日にちもまだわかってなかったので、「くー、7月の締切日とかだったらどーしよー」と思っていたけど無理に有休取らなくてもいい日だったのでよかった~
ただ本と、チケットゲットできるかそればかりが不安だわぁ。
今日は晩御飯食べた後古保山温泉まで行き、帰りにエブリワンでソフトクリーム買って食べた~
美味しいしめっちゃ食べ応えあるし、お腹いーーっぱい! 世は満足じゃ~
じゃあね
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