1/19 「魔使いの盟友」
久しぶりに魔使いシリーズを読みました。『魔使いの盟友 (魔女グリマルキン) (創元ブックランド)』(ジョゼフ・ブィレイニー著 東京創元社)です。
今回は魔女グリマルキンが主人公。彼女が語る物語。魔王の首を革袋に入れて魔王の復活を願う魔女達から逃げ回る話。 グリマルキンはなかなか好きだよ。作者もそうみたいだね。でも力を貸してくれたアリスのおばの正魔女のアグネスもトムの母親の姉妹のラミア魔女の一人も戦いに敗れ殺されてしまったの。一番悲しいのはグリマルキンがひそかに鍛えていて、このままだったら絶対自分を越えるほどの暗殺者になっていただろうと思っていたソーンも殺されてしまったこと。それも生きたまま親指をと取られるという最悪な形で。それもこれもグリマルキンを倒すために造られた造魔があまりにも強かったため。
それでも最後はアリスの力を借りたグリマルキンが倒してソーンたちの敵は討ったけどね。
アリスってすごい。でも本人は悪い魔女に成り下がることを本当に恐れているのよね。頑張ってトム側に残ってて欲しいよー
敵の魔女たちは魔王の頭を船に乗ってアイルランドに行こうとしてアリスに阻まれたのだけど、その時グリマルキンが言ってたように海に沈んだらしばらくは魔女達から遠ざけられるだろうに。頭を塩漬けにしたりしたらだめなのかなぁ。 まぁとにかくトムが早く魔王を完全に倒す方法を見つけ出さなきゃなんないねー
しかし、もしグリマルキンの息子が魔王に殺されずに成長していたらどうだったろう。案外グリマルキンはいいお母さんになっていたんじゃないかなぁ?
でもうっかりしてたー 前巻を読んだ後4冊も出ていたみたい。さしあたって図書館にあった3冊は借りてきたけどね。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「マルキン一族の暗殺者グリマルキンは、並はずれたすばやさと力強さをかねそなえ、自らに面子を保つための決まりを課し、だましうちの戦法には頼らない。そして魔王を憎むことにかけてはだれにも負けない…。グリマルキンが魔王を滅ぼす切り札として希望を託す、七番目の息子の七番目の息子、魔使いの弟子トム。そのトムと師匠の魔使い、トムの友だちアリス、そしてグリマルキンが死闘の末に切りおとした魔王の頭を敵の手に渡すわけにはいかない。だが仲間と別れ、魔王の頭を持って逃げるグリマルキンの行く手に闇の眷属が立ちふさがった。最強の暗殺者に危機が迫る!好評「魔使いシリーズ」第九弾。」となっていました。
ひゃ~ 今日は寒かった!体感気温が低かったと思います。風強くてねー
熊本駅で乗り換えるとき雪が舞っているのに気づきました。その後会社まで歩く間には粉雪が。まぁ積もるほどではなかったけど冬してたーーーー
会社でも22度に暖房入れてて足元はやっぱ冷たいって感じでした。
明日はどうなんだろう?
やっぱり暖かいのがいいなぁ。
じゃあね
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