12/29 「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上」
『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上』(スティーグ・ラーソン著 早川書房)を読んでしまいました。
うー続きを読みたいのに図書館の本は貸し出し中。早く返せよ~
病院に運び込まれたリスベット、まさかこんなに詳しく描写してそしてリスベットがずっと入院のまま物語が進むとは思わなかったなぁ。まあタイトル見ると想像してもよかったのかもしれないけど。
しかし運ばれたときの救急外来の担当医がアンデルス・ヨナソン医師でよかったー テレボリアンみたいな奴だったら最悪だったよ。 脳の手術をするとき砕けた頭蓋骨が計算能力をつかさどってる部分にも入り込んでるような描写があったからもしかしてリスベットが解いたフェルマーの定理を忘れてしまうってなっちゃうんじゃ!って心配しちゃった。本編にはちっとも関係ないけどね。
ずーっとリスベットは病室にいてリスベットファン、狂卓の騎士たちがいわゆる公安のザラチェンコ・クラブの奴らに対して戦うの。敵の頭、グルベリがさ、班の歴史を延々と述べるところはちと退屈だったけど、特にスウェーデンの歴史を知らないからね。でもまさかザラを殺して自殺するなんて思わなかったーー リスベットに殺しをさせないでくれてよかったよ。それって作者の意図なんだろうなぁって思っちゃった。リスベットを守る人たち、あんなに自分の殻に閉じこもって誰にも頼らない彼女なのに多いんだよねー やっぱ魅力的なんだもん、彼女。公安の新しい刑事モニカもなんかいいねー イメージはタクシーに出てくる女刑事。
ミカエルがリスベットのためにタブレットを差し入れ、移民で苦労しているイドリスを使ってケータイを置いてネットが出来るようにしてやるってのがすごくよかったー
しかしニーダーマン、逃がすとはねぇ。アホな警察じゃ。
とにかくとにかく続きが読みたい。
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせたものの、自らも傷つき、瀕死の状態に陥ってしまった。現場に駆けつけたミカエルの手配で、リスベットとザラチェンコは病院に送られ、一命を取りとめる。だが、彼女の拉致を図っていた金髪の巨人ニーダマンは逃走してしまう。この事件は、公安警察の特別分析班の元班長グルベリに衝撃を与えた。特別分析班は、政府でも知る人の少ない秘密の組織で、ソ連のスパイだったザラチェンコの亡命を極秘裡に受け入れ、彼を匿ってきた。今回の事件がきっかけでそれが明るみに出れば、特別分析班は糾弾されることになるからだ。グルベリは班のメンバーを集め、秘密を守るための計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた…三部作の最終篇。」となっていました。
終わったーーー
今年の仕事が終わった。
でも最近毎年感じるのが「年末感、無い~」ってこと。
昔は会社でも注連縄飾ったり、鏡餅飾ったり、正月用の花を飾ったりしていたけど完全に過去の話。
ただ単に連休前の月末。
なんだか味気ないねぇ。
今朝は相方が大腸検査をするため5時から下剤をたらたらと時間を掛けて飲まなきゃなんなかったのでつい私も目が覚めてしまったよ。 シリにアラーム頼んでいたけど、ちゃんと鳴らしてくれたのが嬉しかったよ(笑)
晩はよつば食堂へ行って食べて来ました。
いつミレニアムの下巻、読めるかなぁ? 次の本につい入ってしまったけど・・・・
そうそう、4も図書館に入ったみたいだからリクエストしちゃおーっと!!
じゃあね
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