12/19 「スキン･コレクター」

今日は『スキン・コレクター』（ジェフリー・ディーヴァー著　文藝春秋）を読み終わりました。

あー面白かったあー面白かった。
「あら、これで事件は終わったはずなのに何故こんなにページが残ってるの？」思ったよ、今回も。どんでん返しがいっぱい用意されていてくーーー、いいねぇ。

ネタバレです。

でも今回は私もパムの彼氏が怪しいとは思っていたんだよ。パムの彼氏はタトゥー入れてたっけ？とか考えてたんだけどね。　しかし惜しいねぇ、すごい技術を持っているのに悪いことに使っちゃうなんてさ。　新しく出てきたスキンアーティスト、タトゥアーテストでいいのかな？のＴＴ・ゴードンいいねぇ。　町屋さんをちょっと想像しちゃったよ。
ウォッチメーカーが獄死してしまったと始めに出てきたのでえーーーって思っていたけど、そうではなくてほっとしましたよ。テトロドトキシンを使ったかー　この毒は最初に聞いてすぐふぐの毒ってわかったよ。日本人だねー　というかマンガのおかげか。しかしインクの代わりに毒を入れて殺すなんて　まぁ残虐！　しかしすごく練られまくった計画。　ウォッチコレクターじゃ無きゃ無理だってこと、わかるべきだったねー　ビリーが２人目に襲われた女の人の甥だったとは。というかアメリアがそこにいなければあの事件は起こらなかったんだ。　そしてビリーはセスだった。パムは可哀想ね。でもパムに拒絶されたサックスも可哀想だったわ。　まぁさいごにはパムがリンカーンのところに居候してくれてよかったけどね。あ、そうだ。ロン・セリットーが毒殺されかかったのは辛いねー　ビリーではなくウォッチメイカーが扮していた消防士からもらったコーヒーでなんて・・・まあ死なずに意識を取り戻したのはよかったけど、でもすぐ健康体には戻れないようだし。
しかし今回は敵からターゲットを守ることが３回出来たから珍しいわぁなんて思いながら読んでいたけど、実は１回だけ。2つはフェイクだったんだね。
いつもながら騙されるし、殺人が目的ではなく、ネットの混乱も、洪水も違って、水道水に毒を入れることすらウオッチメーカーの計画の一部に過ぎないみたいでどっぴゃ～だね。本当に楽しいわ。プロットの構築に８ヶ月、そうだろう、そうだろう。納得の一冊ですなぁ。
そうそう、サックスは完全に関節痛を克服したみたいだね。よかった、よかった。
そしてトムはやっぱりよかー　今回は活躍が少なかったけど、でもやっぱり好きだわぁ。
さ、次が楽しみ。もう書かれてはいるみたいなので翻訳されるのが楽しみだよ。まだ刊行はされてないようだけどね。先にキャサリン･ダンスが先かな？
とにかくもっともっと読み続けたいねぇ。
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「科学捜査官リンカーン・ライムは、犯罪の天才ウォッチメイカーが獄中で死亡したとの報を受けた。その直後、新たな難事件がもちこまれる―腹部に謎めいた文字を彫られた女性の死体が発見された。犯人はインクの代わりに毒物で刺青を刻み、被害者を毒殺したのだ。現場で発見できた証拠物件はごくわずかだったが、犯人が残した紙片はニューヨークで起きたある連続殺人に関する書籍の切れ端だった―ライムが解決した“ボーン・コレクター”事件である。犯人はボーン・コレクターの手口とライムの捜査術に学び、殺人をくりかえしているのか？次の犯行はどこで起きるのか？被害者に彫られた文字は何を意味する？スキン・コレクターの真の狙いはいったい何か？すべてを解くカギは証拠の中に！“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーが放つ会心作。緻密な伏線と手がかりから、二重三重に擬装された衝撃の完全犯罪が浮かび上がる！」となっていました。

今日も冷えたけど天気良かったねぇ。
一日自由に使えたので午前中掃除洗濯をしてガソリン入れに行き、買物をして・・・ＴＶも少し見たけどリンカーン・ライムを読んでましたわ。
幸せな一日でした。　しかし・・やっぱり間食をしすぎた気がする。　またヨーグルトケーキ作って食べてしまった。今回はサツマイモとレーズンだけでなくりんごも半分入れたので砂糖を少なめにしたらちーっとも甘くなかったよ。
ま、でもカロリーは・・・・　いいかー（笑）

じゃあね