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2015/02/04

2/4 「少年H(上)」

少年H(上) 』(妹尾河童著 講談社青い鳥文庫)を読みました。
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この本の存在はうっすらと知っていたし、映画化されていたのは知っていた。 でもなんかチャンスが無くて手に取ることが無かった。たまたま図書館の目立つところに青い都市文庫で上下巻となっているこの本を見つけたので借りてきて読みました。
いやー、少年H、たくましいなぁ。そいでもってものすごく賢いなぁ。自分でしっかり考えることの出来る子供なんだなぁとおもいました。なんて自由な時代だったんだろう。今だったらあっと言う間に禁止されてしまうようなことを色々と色々とやってたんだねぇ。それでも死なずに生きてこれたんだからさ。たくましいよ。、昔の子は。神戸というハイカラな町に住んでいてもそうだったんだからね。田舎の子なんてもっとすごいことやってたのかも。お父さんは紳士服の仕立て屋(お父さんは私の中では水谷豊だったよー 映画の影響です)ってのもハイカラな感じ。このお父さん、普段は無口っぽいけどものすごーーーくいいお父さんだなぁとおもいました。考え方もしっかりしているしさ。体は小さかったかもしれないけど人間としてとっても立派な人に思えました。 お母さんはクリスチャン。そして考え方もなんか偏っていてあまり好きにはなれなかったので伊藤蘭のイメージは沸いてこなかったです。今だったらちょっと間違えばモンスターペアレンツになりそうな感じだけど、そうではなく学校で先生に言われて納得するってことが出来るのでバカ親にはならないかな。
途中から戦争の足音が色濃く出てきて、それをしっかりとした考えを持った少年の目から語られるのがすごく新鮮でよかったです。
太平洋戦争のイメージを最初に持ったのは多分朝の連ドラを見てから。もしくは昼のメロドラマ。戦時中の物語を良くやって滝がするのよね。暗くて、物がなくてそれこそ悲惨なイメージ。中学の頃?映画「1941」を見て戦争中だというのにアメリカの人たちがパーティとか開いてそりゃ~楽しくやっているのを見て「なんじゃこりゃーーーー!」と思ったの。もうショックでした。戦時中はどこの国でも耐えて耐えて、質素で贅沢の出来ない暗い生活を送るものって思っていたから。H少年も言っていたけどお寺の鐘や学校の二宮尊徳像そして果てはボロ釘や鍋とかまで全部つぎ込んで鉄砲の弾にしてる貧乏物のない国が豊かなアメリカに勝てるわけが無いよね。どうして日本はアホな軍人に国を牛耳られてしまったんだろう? 本当に今後も気をつけなくっちゃ。戦争は絶対ダメって。
「欲しがりません、勝つまでは」の有名な言葉は11歳の女の子の作った「国民決意の標語」の入選作だったんだね。 ひゃ~だよ。 じゃあ「何が何でもかぼちゃを作れ」は誰が作ったんだろう? この本には出てこなかったなぁ。
下巻ではますます戦争が激しくなり、そして終戦を迎えると思うのだけど、その後どこまで語っているのだろう? 読むのが楽しみ。

【「BOOK」データベースの商品解説】では
「少年Hは、毎日遊ぶことに大いそがし。熱心すぎるクリスチャンのお母さんには参るけど、洋服仕立て職人のお父さん、やさしい妹、ゆかいな友だちに囲まれる、楽しい毎日。それなのに最近、おかしなことが増えてきた。…これって戦争のせい!?70年前の日本を少年の目で描いた、感動の大ベストセラー!小学上級から。」となっていました。

寒い~ 室内12度だー
靴下をもう一枚履こうかな。

じゃあね

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