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2012/05/03

5/3「お早よう」

先日BSプレミアムで放送された昭和34年の小津安二郎作の『お早よう』を見ました。
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文化住宅っていうのかな?そこに住んでいる人々の日常を描いてあるのですが、今回の主役はどちらかというと子供達。でもいいのか?ガキのくせにあんな風な口の利き方や大人への接し方、って思ってしまいましたよ。
結局お父さん役の笠智衆に怒られて口利かないハンストを決行するにしてもなんか私だったら絶対許さない~って思ってみてました。あそこの家庭が大らかなのか、あのころはみんなそうだったのか・・・・
しかし主婦づきあいって大変。絶対あんなところに住めないなぁ。今で言うところのママ友?
私はどっちかというと昼間っから西洋の寝巻き着てうろうろしているあの夫婦に近いな(笑)
しかしあの産婆さんやってる婦人会の組合長のお母さん役、パンチ効いてたね~ だいたい組合長の杉村春子さん自体いつもきつい役でなかなかなものなのに、れを上行くパンチの強さ! 「あんな子ひりださなきゃよかった」、とかさ(笑) あと、あの頃は押し売りってのがまだ流行っていたんだねえ。 ゴムひも、歯ブラシ、鉛筆、亀の子だわし・・・そんなん売りつけようとして刃物をちらつかせ鉛筆を削るのだけど、あの産婆ばーちゃんにかかったら逆にタダで鉛筆くれて帰っちゃうの。なんてったって刃物のでかさが違うもん! おかしかったー
で、その後にちょっと二枚目な男が警察の方から・・とか言って非常ブザーを売り歩いていたけど、実は押し売りとぐるたったってのもおかしかったーー
ハンストしたガキどもが大人の挨拶をつまんないことばっかり言って、って言ってたけどやっぱそれは違うでしょ。大切よ、挨拶は。まぁ挨拶に伴うお天気の話とかはちょっとつまんない方に比重は寄っちゃうかもしんないけどさ。人付き合いの潤滑油だよ。なのにそれについてのお説教は無く、夜遅くまで出歩いてても叱られること無く、とにかく子供に対する態度は気になってしまったなぁ。もっとびしっと怒んなきゃ。一発二発ぶった叩いてもいいと思ったけどなぁ。学校での態度も許せんよねー あの頃だったら物差しで手の甲あたりピシッとやられたって仕方なかろう、という態度に思えたけど~
あと おなら出す遊びでいつもうんちをちびってしまう子供の親が杉村春子だったけど、その都度「パンツ出してくれよー」というあの子供はほんと情けなかったねぇ。情けない顔がめっちゃ似合ってた子役だったけどさ。 お腹治るまでパンツはくなって言われて学校まで休んで、全く情けない奴! ただ、パンツはかんと余計お腹冷えてお腹治らないだろうにね。
それからルンペン(あの頃はプータローのことをそう言ったんだ!)の翻訳家の佐田啓二、やっぱ中井貴一に似てるよね~ いや、中井貴一が似てるんだけどさ。 駅のホームでいい天気だ、とか雲が何かの形に似てるとか・・・昼飯くらい誘えよ、なんて思いながら見てしまいました。
そうそう、あの頃の定年って何歳なんだろう? 60才とは違うみたいだよね? 50才くらい?大体笠智衆は何才役なんだろう? 妹と家族で一緒に住んでいたけど、それって珍しい家族構成ではなかったんだろうか、あの頃は。あの文化住宅は何部屋あるんだろろう? テレビは一億総白痴化するって言ってたけど、まさしく今だよなぁ。
この映画では嫁入りとかの話が珍しく少なく、いつも小津さんの映画を見るたびに感じていたあの頃の女性の結婚に関する考え方にイラっとくることなく見終わりました。 
大事件は起こらなくても面白く見ることが出来ました。ほのぼの~

じゃあね

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コメント

小津安二郎の映画が大好き。最近「お早よう」をみました!すばらしかった。

フランシスコさんこんにちは。
フランシスコさんも「お早よう」を見たのですね。
小津監督の映画を見るとほっとしますね。
じゃあね

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