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2011/08/03

8/3「箱の中の書類」

箱の中の書類』(ドロシイ・セイヤーズ著 早川書房)を読みました。
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ほとんどの部分が手紙で出来たミステリー
手紙も一方通行のみ。それに対する返事の手紙はないの。でも殺人事件になるための背景は十分理解できました。出て来た主な人物で手紙が出てこなかったのはレイザムだけ。そうそう確か1通もなかった気がするよ。
しかしすごいねー人が人に対する印象ってびっくりする。同じ人物のことを書いているのに「愛情豊かな」ととらえる人もいれば「冷血に扱っている非道な人」って捉えられてる。
登場人物は電気技師で再婚して若い妻をもらっているハリソンと言う男。料理や水彩画が趣味。その妻ミセスハリソン、家政婦のアガサ・ミルサム、同じ家の最上階に間借りして住む画家のレイザムと作家のマンティング。そしてハリソンの前妻の息子でアフリカで仕事しているポール。マンティングの婚約者のエリザベスこんなところ。
死ぬのはハリソンなんだけどもし彼が息子へ送った手紙が載っていなければものすごーーく嫌な男で死んでもなんとも思わなかったかも。息子への手紙やまぁ結構冷静に捉えていたマンティングの手紙がなければ不公平だね。家政婦の手紙ではマンディングはめっちゃ悪者。
まぁとにかく立場や主観によってどれ程人物像が違って見えるのかってのはすごいよ。
ミセスハリソンも何で結婚したかねー 彼女の手紙や家政婦の手紙どおりならとても不幸な結婚生活だったんだろうね。まぁあまりに価値観が違いすぎてた二人だったのよ。何で結婚したんだか。やっぱそこに戻るのよね。うーん・・・
bk1の内容説明では「電気技師とその妻、家政婦が住む家に二人の若い男が下宿することになった。そのことが、やがて悲劇を生む…。クリスティーと並び称される、黄金時代のミステリの女王の異色サスペンス。」となっていました。

じゃあね

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