« 11/18 住所録 | トップページ | 11/20「ハリーポッターと死の秘宝 PART1」 »

2010/11/19

11/19「哲夫の春休み」

哲夫の春休み』を読みました。
511fvkgzxrl__sl500_aa300_
2つ大きな間違いをしていた。
1つは斎藤敦夫さんってもう亡くなっている人と思っていたこと。失礼な私。70歳で元気にしていらっしゃるようです。
1つはタイトル。勝手に「夏休み」と読み替えてしまっていて、第一章「夏休みの旅」っていうのを読んで本番の夏休み前に春休みに何かが起こり、それきっかけの夏休みか?と思いながら読み進めるも・・・なーんかしっかり書き込まれすぎ。 ん?と思って表紙を見るとしーーっかり「哲夫の春休み」と書いてありました。全くすごい勘違い。
4月から中学生になる哲夫が主人公。 春休みにお父さんが自分が生まれ育った長岡まで新幹線ではなくローカル線を使って旅行に行くぞ!と哲夫を無理やり誘ったものの本人は仕事の都合で行けなくなって哲夫の一人旅に変わったの。偶然隣に座ったおばちゃんと話し込み、そのおばちゃん昔長岡に住んでいたので自分も長岡の叔父さんおばさんのところにいくってことになって二人で電車に揺られていくの。
でも電車の中で哲夫は不思議な体験をするのね。時空がずれて昔の景色、人物の中に入り込んでしまう経験。
実はそのおばちゃん、お父さんの幼馴染だったのね。若い頃の辛い経験を心の中に封じ込めちろゃったことで今になって体のバランスが崩れ気味で体調壊しそうになってるの。
長岡に着いた哲夫はおばあちゃんが昔住んでいた(もちろんお父さんも)家の跡を訪ねるのだけど、木の塀の土台の石と庭の石塀の一部しか残っていないはずなのに春の風に誘われて小道に入るとなんと昔のままの家。木も生えていて家もしっかりしていて、春まだ早い頃なのに哲夫はそこで春や夏や冬まで体験するの。子供と話したり、沖見ばあちゃんと話したり・・・とても不思議な体験。
哲夫だけの話。聞いてデモね、その話しをし順子(と書いて「なおこ」と読む)おばちゃんはわかってくれてさ。子供の頃のお父さんや若い頃のおばあちゃん、そして死んでしまっているひいばあちゃんと会って話して、とにかく不思議な時をすごし哲夫は成長していくのよね。
初めて会った順子の娘のみどりと小6にもなってすぐ手をつないだり仲良くするってところがちょっと違和感があったもののなかなかいい話でした。
なくなってしまった家の記憶、自分にとってもついこの前祖父母の家が解体されるので見に行ってきたあの体験とシンクロしちゃうなぁ。
今年中にはもう跡形もなくなっちゃうんだろうね、あの家も。それこそすごーーーく沢山の記憶があの家には染み付いているんだと思うとさ、切ないねぇ。もう亡くなってしまったじいちゃん、ばあちゃん、そしてひいじいちゃんまでは記憶にあるんだ。座敷で寝たきりだったけどね。すごくいいタイミングでこの本にめぐり合えたって気がします。
bk1の内容説明では「中学校入学目前に、父の故郷、長岡にひとり旅をすることになった哲夫。行きの列車の中から次々と不思議なことが起こり…。子どもから大人へと成長していく少年の繊細な心を描くタイム・ファンタジー。」となっていました。

じゃあね

« 11/18 住所録 | トップページ | 11/20「ハリーポッターと死の秘宝 PART1」 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/82222/50081020

この記事へのトラックバック一覧です: 11/19「哲夫の春休み」:

« 11/18 住所録 | トップページ | 11/20「ハリーポッターと死の秘宝 PART1」 »

無料ブログはココログ