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2010/06/09

6/9「活動寫眞の女」

活動寫眞の女 』(浅田次郎著 集英社文庫)を読みました。
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所長の本を借りました。実はまだ読んでいないらしいのに先に読ませてもらっちゃった。カバーに書いてあるあらすじを見ると30年も前に死んだ大部屋女優と清家の激しい恋・・・・となっていたので時間物の本と思って読み出したのですが、タイムスリップしてきたのではなく、首を吊って自殺していた、つまり幽霊との恋の話しでした。でもおどろおどろしさはなかったね。
主人公との恋かと思ったら、主人公は東京から京大に入ってきた日本映画ファンの「僕」で、彼が京都に来て始めて友達になったのが清家忠昭だったの。僕は同じ下宿の先輩の早苗さんと恋仲になったけど、清家が恋に落ちたのが伏見夕霞というものすごい美貌の持ち主だったの。
実際の日本映画の作品や俳優、監督が話しとして出てきてね。その中で重要な役割を果たしていた山中貞雄監督って会社のおっちゃんが話してたことがあったなぁと思いながら読みました。あぁ私も『人情紙風船』見ればよかったなぁ、。いつかチャンスがあったら絶対見なくっちゃ。
この本読みながらね、なぜか竹下文子の黒猫サンゴロウを思い出したの。なんかまったく違うのだけど、ものすごーーーく雰囲気が似ている気がして。何でかな?何でそう感じたのだろう?
あと、清家は夕霞の元に行って終わったのよね。ん?私は映画の中に入り込んだのかと思ったのだけどニュースの中に映っていたということは昭和13年にタイムスリップしたの?いやいや、その時代に入っちゃったらまた戦争でどうかなっちゃうのも嫌なのでやっぱり映画の、フイルムの中に入り込んで行ったと思いたいな。そして二人幸せにすごして欲しいな。  あぁ『狐笛のかなた』を思い出しちゃうな。
これはハッピーエンドだよね。そう思いたいよ。
bk1の内容説明では「貧しさと豊かさのはざまで、僕らはみな満たされることなく、飢え渇していた…。古都にたゆたう、まぼろしの恋のゆくえ。清冽な抒情と、たおやかな文章で綴る初の恋愛小説。 」となっていました。ん?貧しさと豊かさ? そんなんなんか関係あった?

じゃあね


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