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2010/05/09

5/9「最終定理」

最終定理』(アーサー・C・クラーク&フレデリック・ポール著 早川書房)を読みました。
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うーー、読み終えて「アーサー・C・クラーク~」って言っちゃった。
クラークが90歳で書いた遺作です。 クラークが4、50ページくらいの原稿と、同じくらいのメモをポールに渡し、ポールがそれを元に書き上げクラークがチェックするって形をとったんだって。この本の最終稿に目を通した数日後に亡くなっちゃったんだって、クラーク。
主人公はスリランカの数学者ランジット・スーブラマニアン。舞台は近未来。ランジットは少年時代あのフェルマーの最終定理の魅力に取りつかれ、その後海賊にとらわれある機関に海賊やテロの仲間と間違われ拷問・幽閉生活を2年にわたって強いられる羽目になるけどその幽閉生活の中で念願の証明を発見し、救出後はめっちゃ有名人になるの。そんな目にわざわざあわないとやっぱ証明なんて出てこないのかなぁ?
その前半部分はスリランカってところはいっぱい出できてクラークっぽかったけど、大人になってからのほうがSF色は強かったな。もちろん異星人の存在は最初から出てきていたけどね。地球からはるかかなたの宇宙の先で。
「幼年期の終わり」のデビルや「楽園の泉」の宇宙エレベーターや「太陽からの風」のソーラーセイルなんてホントわくわく!
エレベーターを使ってランジットの家族が月に行き、娘のナターシャが月面オリンピックのチャンピオンになるのを見に行ったり、そのナターシャがソーラーセイルの大会に出場したりするの。最初から出てきていた異星人、グランド・ギャラクティクスと呼ばれるものは地球人の殲滅を決め、担当者(?)を派遣するのよね。最後の最後で地球人の滅亡はまのがれ、その科学の力を借りてランジットやその妻ムマイラはコンピューターの中に意識を移して生き続けることが出来るようになるのよ。
いやー壮大な話になったねぇ。 マイラが死ぬとは思わなかったけど、その死に方がダイビングの事故ってのもまたクラークだよねぇ。
ランジットの息子のロバートが他の人と違うって気づいたとき、私は異星人が寄生したか何かだと思ったの。そしたら違ってて、障がい者ってことになるのかな? 姉は天才のほうだったのでバランスをとらせた?ただしっかりロバートにも他の人にはない力を持たせるあたりがなんだかとてもよかったです。
フレデリック・ポールって何を書いた人だっけ? 読んだことない気がするけどアシモフを世に送り出した編集者だったみたいだね。彼もこれを書いたときは88歳。すごかですばい。
あー、でもほんと、久しぶりに読んだけどやっぱいいねぇ、SF好き~ クラーク万歳!

2010年のベストSFに投票できる作品が読めてうれしい!!

bk1の内容説明では「世界中の数学者を魅了してきたフェルマーの最終定理の簡潔な証明に挑むスリランカの大学生ランジット。その波乱万丈の人生と、人類をはるかにしのぐ超知性をもった異星人の驚くべき計画を、壮大なスケールで描く。 」となっていました。


朝、遅くまで寝れました。でも起きたら天気はイマイチ。
からっと晴れてくれるんじゃなかったの?
冬の羽布団を干して仕舞いたいのだけどなぁ・・・・

じゃあね

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