5/12「メモリー・ラボへようこそ」
つい1日で読んでしまったのが『メモリー・ラボへようこそ』(梶尾真治著 平凡社)です。
2つの話が入っていました。「メモリー・ラボへようこそ」と「おもいでが融ける前に」です。
1つめのは最後にどんでん返しがありました。
2つめは主人公にはお父さんがいなくてでもお父さんのことを聞いても絶対答えてくれなくて・・・お母さんは年取ってだんだん認知症気味になってきて思い切ってお母さんの記憶を自分に移したの。
ネタバレにんなるけど、記憶がよみがえってくる前に全く偶然に仕事で出会った人がお父さんだったの。どんな出来事があってお母さんは墓場まで秘密を持っていこうとしているのかと思っていたけど、うーん、浮気した人の子供じゃと心配したから? 浮気とはまた別かな? もしかして愛する人を助けるために体を許した? しかし血液型くらい調べなさいよ。そしたらそこまで悩まなくてよかったかもよ。まぁでも誰の子かと言うより自分がしたことが許せなかったんだろうけどね。ただ すごーーく人と違う美形なお母さんって設定だったんだけどそこにも何か秘密があるのかなぁと思っていたら何もなくて・・・そこはがっかり。
でもやっぱりカジシンはいいなぁ。特に記憶に関する話、時間に関する話ってのは読ませるよね。めずらしくご当地ではなかったのよ。最初。でもやっぱり熊本に戻ってきて安心。
bk1の内容説明では「不思議な記憶の研究所「メモリー・ラボ」を舞台に繰り広げられる、思いっきりスイートで、ちょっぴりビターな「愛の記憶」の物語。「おもいでが融ける前に」も併録。『月刊百科』連載を加筆・改稿し書籍化。」となっていました。
あぁこれで図書館から借りた本が終わっちゃった。
明日はまた上司の持ってきた紙袋をあさって読む本を探そう!
じゃあね
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