« 2/4「ラウィーニア」 | トップページ | 2/6「インビクタス/負けざる者たち」 »

2010/02/05

2/5「つづきの図書館」

つづきの図書館』(柏葉幸子著 講談社)を読みました。
51ufgbcgatl__ss400_
いい話だー。大人にも十分、十分楽しめた、というより大人のほうが絶対楽しめると思うのでした。 主人公の桃さんが40歳過ぎの女性だったからかな?
最初、はだかの王様が出てきて、その王様が探していた女の子は王様が気にかけていたことを知って長年気になっていた継母だった人と言い付き合いが出来るようになって、よかったー
つづきって物語の続きではなく、絵本側からみた読んでくれていた子供のその後がとっても気になって、その子の「つづき」が知りたいって思ってことだったのね。そこが おーーって思ったです。
次は「おおかみと七ひきの子やぎ」の狼が出てきたの。はだかの王様は女の子に会ったら絵本に戻れると思ったら戻れなくって、ただ赤い古ぼけた絵本にだけは入っていけるの。まぁ王様だけではなく出てきた人みんなだけどね。
狼が探していたのは男の子。その男の子は途中多分辛いことが多かったと思うけど、今は幸せそうでよかった。次は「うりこひめ」のあまのじゃくが出てきたの。探していた女の子はまだ今でも子供。いい子を演じて辛い日々だったけど、それでも両親が偽りの夫婦生活にピリオドを打つことにして篠山のおばあちゃんちの離れに母親と2人で暮らせるようになったみたいでよかったね。
そして最後、出て来たのは幽霊。「ふたりはなかよし」って絵本から出てきたらしいのだけど、どうえもこの本だけは柏葉さんの創作みたいだね。
なんだか短編の連作と思って読み始めたのに、しっかりとつながっていて、さいごはピタってはまってとってもよかったよ。ホント、不器用な桃さんが絵本の中の人たちと出会い本物の家族のようになり、閉じていた心が外に開かれ、心を素直に出せるようになり、ちゃんと笑えるようになり・・・最後は杏おばさん、死んでしまったけど、実はすごーーく気にかけていた桃さんがこれなら大丈夫、幸せになれるって思って死ぬことが出来たと思うの。よかったー  王様もロボ(狼)もあまのじゃくも消えてしまったけど、でも大切な大切な息子が図書館に訪ねてきて、間違いなくこれからは息子としっかりとつきあっていける、ってシーンで終わってとってもよかったーーー
やっぱ柏葉さんの本、あなどれんなぁ。借りてきてよかったーー
bk1の内容説明では「「青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ!」 司書の桃さんにそう言ったのは、絵本の中から出てきた、はだかの王様でした…。田舎町と図書館を舞台にした、ユーモアたっぷりの心温まるファンタジー。 」となっていました。

わーい、わーい休みだぁ!
明日は映画&食事だ~  楽しみ~~

じゃあね

« 2/4「ラウィーニア」 | トップページ | 2/6「インビクタス/負けざる者たち」 »

」カテゴリの記事

コメント

TBありがとうございます。こちらからも送ります。
自分の記事を書いてからここを見て、「さすがこりさん、とっくに読んでいるんだ~」と思っていました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/82222/47487654

この記事へのトラックバック一覧です: 2/5「つづきの図書館」:

« 2/4「ラウィーニア」 | トップページ | 2/6「インビクタス/負けざる者たち」 »

無料ブログはココログ